【大信州 愛感謝】
優しくて きれいな酸味 華やかに
お久しぶりの大信州さん。と言っても、前に飲んだのは日本酒サーバー「KEG DRAFT SAKE」だったから、かなり異色ですけどね。ただ、今回もちょっと異色。こちらは、蔵開きに合わせて造られた限定酒なんだそうです。「愛感謝」は、大信州の礎を作った下原多津栄 元杜氏の祈りを込めた言葉で、蔵のいたるところにこの言葉が掲げられているとのこと。素晴らしいですね。
そして、お酒の見た目も面白い! ラベルのおもて面には細かい字がびっしり。そしてラベルの内側に「愛感謝」という言葉が書かれています。さあ、どんなかな?
香りは、穏やか乳酸マスカット。
口に含むと、華やかな酸味とほんのり甘味。とても華やかなんだけど、優しくてきれいです。そして、旨味と苦味がほわっと現れ、ふんわり余韻を残してきれいに消えます。
アテは、この日のお任せの「じゃがバター」。一見、皮付きのジャガイモをふかした普通のじゃがバターかと思いました。でも実は、マッシュポテトにベーコン入れてがっつりガーリック効かせて丸め、それを揚げたというかなり手間のかかった一品。コロッケともちょっと違う感じです。これがまた、めちゃくちゃ美味しい! 味は結構濃いめなんですが、それに大信州さんのすっきり酸味が結婚(マリアージュ)します。幸せ~。
ジブリで例えると「魔女の宅急便」のマキさん。白いスーツが似合うデザイナーさんです。キキの最初のお客さん。きれいで華やかでカッコよくて優しいです。
満足度:★★★★
マキさん美人さんよな…#ジブリ#魔女の宅急便 pic.twitter.com/fSF1pwPeGW
— 夕陽のミッキー・ポコーヘン (@nakimusi_rambo) 2019年8月26日
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