【桂月 超辛口 特別純米酒 60 しぼりたて生原酒】
+11? 変化が楽しい 甘ど辛
最近、超辛口に抵抗がなくなってきました。苦手だったはずなのになあ。でも、いろんなお酒が美味しく感じられるのは幸せなことですね。
こちらは、高知・土佐酒造の桂月さん。前にCEL-24をいただきましたが、そっちは甘口だったから、全然参考になりませんね。こちらはどんなでしょう?
香りは、穏やかマスカットとお米の旨さ。
口当たりは、優しく甘酸旨。おっ! 意外。甘味をちゃんと感じますね。と思ったそばから、甘味は消えて、旨味と、ハーブ&セメダインな苦味がぐわぐわん。
ああ、これは間違いなく超辛口生原酒。味の変化のふり幅が凄い。とても高知らしいお酒でした。
すんごく力強いですが、料理には合わせやすそう。魚だろうが煮物だろうが肉だろうが中華だろうが、何でもぶった切ってくれます。
で、この日のおまかせのアテは、すき焼き春巻。甘辛く煮たすき焼きっぽい肉の入った春巻です。その濃厚甘旨を、お酒がスパッと切ってくれてウマーーー!!!
ジブリで例えると「カリオストロの城」の斬鉄剣。五ェ門の愛刀です。こんにゃく以外なんでも切れます。ちなみに冒頭のシーン、五ェ門は車を真っ二つにしてるんですよね。どう考えても刀身が届く場所じゃないところまで切れてる! 剣圧とか気とかで切ってるのかな?
満足度:★★★★
カリオストロの冒頭、カジノ襲撃シーン、真っ二つの車はあるが五ヱ門の姿はない。でもその後のシーンでチンクの後部座席に後頭部と斬鉄剣が。#カリオストロの城 pic.twitter.com/CjggCg0uk0
— タカスギコウ (@takasugikou) 2020年11月22日
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