【奥の松 あだたら吟醸】
甘苦が ぱーんと弾けて 爽やかに
前に、スーパーで買ってきたのにめちゃくちゃ美味しかった奥の松さん。今回は、福島出張の時に、最後に福島空港で買ってきた”あだたら吟醸”です。
あだたらというのは、漢字で書くと安達太良。日本百名山にも選ばれている山の名前です。福島市のすぐ南西。僕は高校の頃は福島市に住んでたので、とても懐かしい名前です。お蔵さんのある二本松市から見ると、西に見えるんですね。ちょっと新鮮。
そしてなによりこのお酒、世界一になったお酒なんです。国際的なお酒の鑑評会・IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2018で、チャンピオン・サケに選ばれています!
めっちゃ楽しみ。どんなでしょう?
香り、やっば!!! グラスに注いだ瞬間から立ちのぼる、恍惚のお米の甘さと、爽やかなアルコール感。なにこれ、すごい。結構アルコール感が強いのに、全然イヤじゃないどころか、素晴らしい香りです。
口に含むと、甘苦ぱーん。お米とシロップのくっきり甘味と爽やかな苦味が、いきなり弾けます。酸味はほとんどなくて、旨味は奥にじんわり。鮮やか! うっま!!!
後味は、アル添らしく、とても上品にすっと消えて爽やかです。
温度帯は、常温が素晴らしいです。ぬる燗(40℃)にすると甘味が開いて、それも良い感じ。それより温度を上げると、アルコールの刺激が強くなるので注意ですね。
スペックは、
造り:吟醸酒
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通。ただ、アルコール感はしっかりしています
日本酒度:+4.0 ・・・ ちょい辛口。でも、甘味もしっかりあります。
酸度:1.3 ・・・ 吟醸酒では平均くらい
酵母:奥の松酵母 ・・・ 自社の蔵付き酵母なんですね
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の水沼君。成績優秀爽やかイケメン生徒会長です。しかも実行力も統率力もあって歌も上手くてなんのためらいもなく女の子の肩に手を回せる。あれ?なんかやなやつに思えてきたぞ? でも、優秀なのは間違いありません。
ところで、「風立ちぬ」を見れば、宮崎駿監督は、メガネに強いコンプレックスを持ってるのがわかります。でも、水沼くんにはそのコンプレックスは感じませんね。そこは宮崎吾郎監督だからかな?
満足度:★★★★☆
コクリコ坂から
— 𝙥𝙚𝙚𝙩𝙖 (@peeta2013tm) 2020年8月21日
風間さんもかっこいいけど、圧倒的に水沼さんが好き。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ pic.twitter.com/CG8AXoGS9X


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