【防長鶴 純米 ひやおろし】
じんわりと きれいな旨酸 ひやおろし
はじめましての防長鶴さん。山口県周南市・山縣本店さんのお酒です。
うーん、山縣?、、山縣! 記憶にあると思ったら、前にその名も「山縣」というお酒を飲みました。超辛口高アルコールのお酒だった。山口で山縣と言えば、山県有朋公が連想されますね。松下村塾出身で奇兵隊で活躍し、維新後は第3代・第9代の内閣総理大臣を務めた偉人。お蔵さんと関係があるかは不明ですが、蔵元の苗字も山縣さん。やっぱり山口県に多いそう苗字みたいです。ちなみに、山縣本家さんは「松陰」というお酒も造られています。
さて、防長鶴さんに戻ります。防長鶴の名前の由来は、山口の旧国名「
ラベルのお化けがかわいいですね。ハロウィンラベルはいろいろあるけど、その中でもこのデザイン好き。
ただ不思議なことに、このお酒、検索しても全然情報が出てこないんです。生産数がかなり少ないのかな? そう考えると、ラベルの内容量の部分までシールになってる理由も納得です。シールも使いまわす前提なのかも。印刷物って300枚刷っても600枚刷っても値段はほとんど同じだったりしますからね。こちらのお店、いつもながらよくこんなレアなお酒を仕入れるなあ。
まあともかく、飲んでいきましょう。
香りは、おだやか乳酸。
口当たりは、ほんわり酸旨。そこから酸旨がさらにふわっとふくらみ、奥の方にひかえめな甘味がほわん。
常温くらいになると、旨酸苦がじわじわ良い感じ。これは、食事に合わせたい旨酸ひやおろしですね。
アテは引き続き、きゅうりの古漬け。これがまたよく合います。酸がうまく打ち消し合って、甘味がふわん。
ジブリで例えると「崖の上のポニョ」の耕一。主人公・宗介のお父さんです。貨物船の船長をしている海の男。爽やかなおっさんです。30歳だからおっさんっていうのはかわいそうな気もしますけどね。声優は長嶋一茂さん。本人のイメージが良く出ています。
満足度:★★★★
#崖の上のポニョ#長嶋一茂
— 浅葱 縹 (@asagihanada173) 2022年5月6日
ところでポニョの耕一さんは
一茂氏の仕事で最高ランクやし
悪名高いジブリ声優陣の中でも
トップランクに、ええ仕事して
はると思うのだが…「ちょっと
頼りないけど家族を愛する
海の男」として最良のキャス
ティングと毎回思う🥹 pic.twitter.com/ZMxQ7ibUdX


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