【大嶺 3粒 秋麗かすみ生酒 雄町】
酸甘と 苦味かわいい おりがらみ
大好きな大嶺さんの、秋酒の新製品です。2粒を飲んだ翌日に、また大嶺さん♪
大嶺さんの秋酒と言えば、ひやおろしの山田錦と雄町をこないだ飲んでめちゃくちゃ美味しかったんです。でも、今年の秋酒はさらにもう1本!
大嶺さんのかすみは、夏純かすみ山田錦も春風かすみ愛山も美味しかったから、こちらも飲みたかったんです。ただ、ぜんぜん見かけない。もう諦めかけてたました。なのにたまたま酒屋さんに行ったら、普通に並んでた! この酒屋さん、大嶺さんの扱いはあるんですが、ひやおろしも夏のおとずれも入荷がなかったから、新製品は無理だと思ってこまめなチェックをしてなかったんですよね。久しぶりに行ったら置いてたから、即効確保しました。嬉しい♪
瓶のデザインは、大嶺さんのセオリー通り、かすみの水色瓶&雄町50%精米の黒い3粒ですね。
帰ってしっかり冷やして、次の日に開栓。冠頭(アルミキャップ)を外して、どのグラスにしようかと選んでたら、見事に天井までフタが飛びました。しっかり冷やしたのにめっちゃ元気。中身はこぼれなかったから大丈夫だったんですが、油断大敵。
気を取り直して、いつものアデリアのグラスに注ぎます。
お酒の色は、かすみの名の通り、薄いおりがらみ。小さな澱が浮いてるのがそそります。
香りは、乳酸甘苦ほんのりアルコール。にごりっぽい甘苦が気持ち良いです。これは絶対、美味しいやつ。
口当たりは、やさしい微ピリと、乳酸飲料の酸甘。でも、乳酸飲料にしては気持ち良い苦味が深いです。ほわあああ、うまあああ。そして、含み香も酸苦甘アルふおーん。
うわっ、これ、めっちゃ好みのタイプ!!
なにこの苦味!? しっかり苦いのに、それがとてもかわいい!
アルコール感も、13度なのに気持ち良くくっきり。でも13度らしいやさしさも感じます。凄いなあ。栓が飛んだわりには、それほど炭酸感は強くないですね。
これ、きっと燗にしても面白そう。
というわけでやってみました。ぬる燗(40℃)でも美味しいし、熱燗(50℃)まで上げてもやっぱり美味しい。フルーティーさがマシマシになって、酸甘ぽわぽわうっまー! 温度を高くするとアルコール感がちょっとツンとするので、それが苦手な方はぬる燗くらいがおすすめです。
アテに合わせたのは、お昼ごはんに作った豆乳みそチーズリゾット。味噌を使った和風リゾットです。チーズと味噌の組み合わせって大好き。チーズの旨味と、たっぷり入れた玉ねぎの優しい甘味。黒コショウが香りと味を締めてくれます。そして、味噌もチーズも日本酒に合うんだから、両方使って合わないわけがない。素晴らしいペアリングでした。
簡単で美味しいのでおすすめです。レシピも載せておきます。
スペックは、
蔵元:大嶺酒造(山口県美祢市)
造り:純米 生原酒 おりがらみ
原料米:雄町
精米歩合:50%
アルコール度数:13% ・・・ 低い
製造年月:2022年9月
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の主人公・海ちゃん。なんかしょっちゅう登場してるような気がしますが、甘くて苦くてかわいくてめちゃくちゃ美味しいお酒となったら、どうしても海ちゃんになっちゃうんですよね。
満足度:★★★★★
コクリコ坂から🍀
— ハウル (@B8JbkHyDL5aEaR1) 2020年7月8日
松崎海の恋する気持ちはいいな✨応援したくなる🎵🌈#ジブリ pic.twitter.com/jq22f9MTjP
関連記事: