【雪男 純米酒 愛山】
おだやかな 酸甘ふんわり 美人さん
はじめましてのお酒、新潟県南魚沼市・青木酒造の雪男さんです。メイン銘柄・鶴齢を醸すお蔵さんですね。美味しいという噂は聞いていたんですが、ようやく遭遇しました。ゆきおんなだったら去年飲んでるんですけどね。
今回のお酒は、雪男さんの中でもちょっとレアな、新潟県内限定販売の愛山。と言っても、雪男さん自体がはじめてだから、比較のしようがないですね。ひとまず飲んでいきましょう。
香りはほとんど感じません。
口に含むと、きれいでやわらかい酸味とほのかな甘味。淡麗美人さんですね。そこから甘味がふわっと広がって、すっと美しくはかなく消えていきます。含み香も、おだやかだけど美しい酸甘。その中のかすかな苦味もまた美しい。うんまあ~!
これ、精米歩合70%!? マジで?
ひとつ前のYK3とは逆で、もっと磨いている感じのきれいさ。50%くらいに感じます。
愛山って、甘くて味わい深く、下手すると苦味も出やすいイメージだけど、70%でこんなにきれいになるなんて!
雪男って名前からは、もっとワイルドなイメージだったけど、めっちゃきれいなお酒でした!
スペックは、
蔵元:青木酒造(新潟県南魚沼市)
造り:純米
原料米:愛山
精米歩合:70%
アルコール度数:13% ・・・ 低い
製造年月:2022年7月
ジブリで例えると「紅の豚」のソフィアちゃん。フィオの従姉妹4人組のひとりで、先頭を歩いてる子。ちょっと大人しそうな子で、後ろのラウラちゃんに背中を押されてポルコに挨拶します。それと、食事のシーンではフィオの隣に座ってます。ふんわり美人さんで、ワイルド雪男っぽさは全くないですけどね。
満足度:★★★★☆
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