【九頭龍 氷やし酒】
強烈な 苦渋ハーブと アルコール
お久しぶりの九頭竜さん。福井県吉田郡永平寺町・黒龍酒造さんのお酒です。黒龍さんは今年も飲めてるんですが、九頭龍さんは1年半ぶり。
九頭龍ブランドは、昔は燗酒用だったらしいです。でも今は、ブランドコンセプトを「自由の扉をあける一杯」として燗でもロックでもそのままでも自由に飲めるお酒となっています。
ちなみに黒龍のブランドコンセプトは「永遠へつながる一献」です。
それでは飲んでいきましょう。
香りはかすかに甘ハーブ。
口に含むと甘苦ぽん。シロップ甘味とハーブ苦。そこから苦渋一気にズドン。
ほんのりと爽やかさもあるけれど、それ以上に苦渋が強烈です。アルコール感もかなりしっかり。これは単体で飲むお酒じゃないですね。
アテに出てきた、唐辛子のパンチが効いた白キムチに合わせたら、キムチの辛塩とお酒の苦渋がうまく反応して、飲みやすくなりました。
で、今回レビューを書くために調べてたら、このお酒、
↓
『暑い夏には、氷を浮かべてオンザロックで「氷やし酒」を。1997 年まで発売していた「冷酒(ひやしざけ)」と「オンザロック」から名付けた真夏の限定酒です』
って書いてある!
ああああ、ロックだから「冷やし」じゃなくて「氷やし」なのか!
確かにこれはロックに合いそうです。裏ラベルにもちゃんとロックに◎が付いてます。想像だけど、味わいがすっきり爽やかになりそう。これはロックでも飲みたかった!
ジブリで例えると「もののけ姫」のシシ神様。強大な力を持つ、生と死を司る森の神です。生命力の源であると同時に、命を吸い取ることもあります。
好き度:★★★☆
野崎さんシシ神にとても似てる#VIVANT pic.twitter.com/z23H2hJKL1
— ゆず (@aimaidayandday) 2023年8月13日
【DATA】
蔵元:黒龍酒造(福井県吉田郡永平寺町)
造り:普通酒
原料米:福井県産 五百万石
精米歩合:65%
アルコール度数:18% ・・・ 高い
日本酒度:+1.5 ・・・ ちょい辛
酸度:1.4 ・・・ 普通
酵母:蔵内保存酵母
製造年月:2023年6月
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