【秩父錦 甕口酒】
上品な アル甘ハーブの 変態酒
お久しぶりの秩父錦さん。1年ほど前にも、こちらのお店でいただきました。
実はこれ、今回はスルーしようと思ってたんです。去年飲んで苦手なタイプだったから。ちなみに去年は、好き度★3で、僕の中ではかなり低め。ジブリに例えたのは、湯婆婆でした。
でも、お店のお姉さんがしきりに勧めてくるんです。美味しいからって。
うーん、そこまで言われたら、騙されたつもりで飲んでみましょう。さて、どんなかな?
香りはおだやかアル旨ハーブ。お?去年と同じでハーブ感があるけど、だいぶおだやか!?
口当たり、とろんと甘酸ハーブ感。飴の甘味とハーブ苦。ほんのり酸味もおだやかに。そこから甘酸ぐいっと寄って、最後にアル旨じわっと出ます。
え???
美味しいやん!!
去年の印象と全く違います。ハーブ感のある甘苦アルは同じなんだけど、それが上品。去年苦手だったパンチの連打のような刺激感もありません。むしろ、20度の高アルコールが信じられないくらい。
美味しかった!!
アテは引き続き、黒酢豚です。このお酒、酢豚の強い甘旨に全く負けず、かと言ってケンカしたりぶった切ったりするわけでもなく、やさしくくるんで旨アルふわん。おお、合う!
ジブリで例えると「ハウルの動く城」のサリマン先生。去年の湯婆婆と同じで、強い力をもつ魔法使いです。でも明らかに上品。ただ、やっぱりサリマン先生も変態なんですよね。ハウルに似せた美少年をたくさん傍に侍らせています。
好き度:★★★★
サリマン先生に仕える小姓たちはお顔も背丈も全員同じに揃えられてて幼少期のハウルをそっくりに再現すべく先生が作ったらしいんだけどショタハウルに対する先生の執着心がすげぇんじゃ……… pic.twitter.com/IuLHx58ckh
— ひよ (@yoyo_payao) 2023年1月6日
【DATA】
蔵元:株式会社 矢尾本店(埼玉県秩父市)
造り:本醸造しぼりたて生原酒
原料米:美山錦
精米歩合:60%
アルコール度数:20% ・・・ 高い!
製造年月:2024年1月
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