【大嶺 3粒 夏のおとずれ】
柑橘の 酸甘ジューシー 爽やかに
ひとつ前の夏純かすみに続いて、同じく大嶺さんの夏酒・夏のおとずれです。
こちらは、先日の凄い日本酒会で、開かなかったものをありがたくもいただいたものです。KENBISHIさん、ありがとうございます。
ちなみにこの日本酒会、主催の方がこのお酒の浮き輪を持って来られていました。写真では見てたけど、実物ははじめて。凄い!おしゃれ!
せっかくいただいたお酒ですし、しっかり味わって飲んでいきましょう。
上立ち香、爽やかやさしい蜂蜜レモン。ふんわり米旨も心地良い。
口当たり、柑橘酸甘ジューシーじゅわん。奥からグレフル苦渋じわり。夏にぴったり酸甘苦。華やかだけどやわらかい。最後にほの旨現れて、程よい渋味を残して消える。
うんまああ。めっちゃ飲みやすくて、ビギナーさんにもおすすめできるし、玄人さんも満足できそう。
アテは、お昼ごはんに作った、生ハムとグレープフルーツのすだちマリネ。いつも凄くおしゃれな料理を作られている兄ルーさんのペアリングをマネしました。うちには酢がないから、すだちで代用。ベビーチーズも加えました。。すだちの鮮烈な酸がお酒の甘味を引き出します。うっま!!
ジブリで例えると「風立ちぬ」の菜穂子ちゃん(13歳くらい)。汽車の中ではじめて出会ったシーンの少女菜穂子ちゃんです。かわいくて、はつらつとしてて、品もあります。
好き度:★★★★☆
菜穂子「Le vent se leve(風が立つ)」
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) 2019年4月12日
二郎「Il faunt tenter de vivre(生きようと試みなければならない)」
これはフランスの詩人であるポール・ヴァレリーの「海辺の墓地」の一節。
冒頭の「風立ちぬ、いざ生きめやも」は堀辰雄の訳で、自身の小説「風立ちぬ」で引用しました。#風立ちぬ pic.twitter.com/ng8p2URssP
【DATA】
蔵元:大嶺酒造株式会社(山口県美祢市)
造り:純米 原酒
原料米:山田錦
精米歩合:50%
アルコール度数:13% ・・・ 低い
製造年月:2024年5月
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