【兼八 トヨノホシ】
麦焼酎飲み比べ企画の第8弾は、めっちゃお久しぶりの兼八さん。大分県宇佐市・四ツ谷酒造さんのお酒です。前回飲んだのは4年前。同じこちらのお店で、今回のトヨノホシと通常バージョンの兼八さんの飲み比べでした。
こちらの黄色い兼八さんは、あんまり見かけませんね。
トヨノホシというのは、大分県農林水産指導センターと大分県酒造協同組合が開発した焼酎用大麦の品種です。この「焼酎用大麦品種開発事業委員会」の委員長を務めたのが、四ッ谷酒造五代目の四ッ谷岳昭さん。そりゃ兼八で使いますよね。
また酵母も大分県で、特産品のカボスから分離した焼酎用の酵母。つまりこの黄色い兼八さんはまさにのお酒というわけですね。
それでは飲んでいきましょう。
香りは麦の香ばしさ。青鹿毛よりはおだやかだけど、麦焼酎の中ではやっぱりトップクラスの香ばしさです。
口当たり、とろりやわらか、ほのかな甘味。それがほわっとふくらみつつ、ほんのり酸も出てきます。その酸が華やかでちょっぴり爽やか。この酸が通常バージョンの兼八とは違う感じですね。
やっぱり美味しいです。
好き度:★★★★
【DATA】
蔵元:四ツ谷酒造有限会社(大分県宇佐市)
造り:本格焼酎(麦) 常圧蒸留
原料:大分県産麦
アルコール度数:25% ・・・ 普通
製造年月:2024年5月
この麦焼酎企画の間は、あまり差がつけられないので、ジブリで例えるのはお休みします。
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