【松竹梅 香り酵母877】(しょうちくばい)
甘苦炭酸ケミカルバナナ
ちょっと気になってたお酒。250ml缶で売ってたから買ってきました。やっぱりこういう手軽に試せるサイズは良いですね。
このお酒は、宝酒造独自開発の「香り酵母877」を使用とのこと。877は通し番号じゃなくてバナナの語呂合わせっぽいです。こういうセンス嫌いじゃない。
香りは確かにバナナ感があります。これもやっぱり酢酸イソアミルなのかな? それに加えて、ちょっとケミカルな甘味とアルコール感。ケミカルと言ってもそんなに嫌な臭いではありません。
口に含むと、まずは微炭酸。成分表示に炭酸と書いてあるから、発酵時に自然発生した二酸化炭素ではなく、後から足したものでしょうね。それから甘味と苦味。この味もやっぱり人工的な感じがして、それが最後までフラットに続きます。アルコールは14~15%ですが、それよりははっきり感じますね。酸味はあまりなくて、旨味は終盤に苦味とともにちょっと出てくるくらい。後味はすっと引いて切れます。
これ、日本酒として評価するのはちょっと難しいですね。でも、宝酒造が得意としてる缶チューハイと同じ文脈で考えるならアリです。飲みやすいし。でもまあリピートすることはないでしょうね。そもそも缶チューハイを飲まないので。
なお、僕は「日本酒はこうあるべき」とか「炭酸添加するなんて邪道」とかは全く思いません。だからこのお酒や缶チューハイを飲むのが悪いわけじゃありませんし、このお酒がダメだということもありません。単に好みの方向性が違うというだけです。ターゲットが僕らのような地酒ファンじゃないということ。
みんなちがってみんないい。
アテには、味を想像した上で濃厚チーズ系のお菓子を合わせてみました。なかなか相性良いです。
ジブリで例えると「借りぐらしのアリエッティ」のカマドウマ。冒頭で登場した、バッタみたいな虫です。アリエッティの身長からすると相当巨大になるので、リアルに描くと気持ち悪くなりそう。でも、ディズニーっぽいかわいい目をしているので親しみやすいです。ただやっぱり、他の画と違いすぎて違和感あるかな。ちなみにこんな画になったのは、米林監督が虫が大嫌いで、せめて虫っぽくないように描いたからだそうです。むしろ米林監督がかわいいよ。
満足度:★★★
なんとなく愛らしいカマドウマやダンゴムシ。可愛いキャラクター風に描かれている理由は、米林監督が虫が苦手😰だからなのだそうです。自分と同じくらいの大きさの虫、虫嫌いには想像するだけでもツライかもしれません😖#借りぐらしのアリエッティ #アリエッティ #ジブリ #金曜ロード pic.twitter.com/VKEWcLkS8s
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2020年8月28日
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