こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

瀧自慢 > 哲学研部長(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

瀧自慢(たきじまん) 辛口一徹純米 滝水流(はやせ)

硬派だけど どこかやさしい クラシック

瀧自慢

瀧自慢

あれ? はじめまして?のお酒、三重県名張市・瀧自慢酒造の瀧自慢さんです。
飲んだことあったような気がしてたんですが、調べてみたら飲んだのは同じお蔵さんの別銘柄・名張乙女でした。

この瀧自慢の「瀧」は、お蔵さんのある地名・名張市赤目町からわかります。お蔵さんの近所に、赤目四十八滝という有名な瀧があるんです。そりゃ自慢したくなる。
赤目四十八滝には僕も行ったことがあります。調べたら2013年の10月でした。10年前かあ。

赤目四十八滝

ちなみに、名張と言えば、僕がこれまでに飲んだ中では、而今(じこん)木屋正(きやしょう)酒造さんや、天下錦の福持酒造場さんもありますね。

瀧自慢酒造 さんは「百人が一杯飲む酒より、一人が百杯飲みたくなる酒」という考え方が好き。
今回の滝流水は、2016年の伊勢志摩サミットの晩餐会で食中酒として提供されたお酒です。滝の水が流れる如く、清冽で美しい様を表現したかのような清らかな酒名とのこと。楽しみ!
それでは、飲んでいきましょう。

香りはお米と穀物旨苦。ああ、これはクラシック。

口に含むと最初から、しっかり旨味のインパクト。そこからさらに、旨苦ぐぐん。
力強くて男らしいけど、どこかやさしさもあって嫌味がありません。きれいですね。後味も旨苦じわわん豊かに残ります。
美味しい!

アテに合ったのは、もやしナムル。ごま油の効いた塩旨味とお酒の旨味のハーモニーが気持ち良いです。旨塩系の和食全般に合わせやすそう。

ジブリで例えると「コクリコ坂から」の哲学研部長。バンカラで硬派で男くさいけど、じわじわ味わい深いし、どこかかわいいんですよね。

好き度:★★★★

瀧自慢

瀧自慢
瀧自慢

 

【DATA】
蔵元:瀧自慢酒造株式会社(三重県名張市)
造り:純米酒
原料米:麹米/伊賀山田錦20%・掛米/富山産五百万石80%
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+10 ・・・ 大辛口
酸度:1.4 ・・・ 普通
酵母:蔵内自家培養酵母
製造年月:2023年8月

 

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