こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

AKABU > トンボ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

【AKABU SEA】

軽快な 柑橘酸の 実力派

AKABU

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日本酒会の7杯目。前から飲みたいと思っていた赤武さんです。
こちらはSEA・AIR・MOUNTAINと続く低アル原酒のシリーズ。赤武さんはどれも美味しいから、低アル原酒をどう造ってきたのか楽しみです。さっそく飲んでいきましょう。

上立ち香、爽やか柑橘、米旨ふわん。軽やか爽やか良い香り。

口当たり、グレープフルーツの酸から入り、それがふわっとふくらみつつ、軽やかな甘味も現れます。美味しい!!
後半は、やっぱり軽い旨苦アルが現れるけど、それもすうっと消えていきます。

軽快で爽やかで、するする飲めるお酒。めっちゃ飲みやすい! そして奥にはちゃんと芯もあって、軽いだけじゃない。しっかり満足感があります。さすが実力派の赤武さん。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」のトンボ。一見軽いだけのナンパ少年だけど、14歳(原作設定)なのに人力飛行機を仲間と作り上げるなんて、めっちゃ優秀。そのパイロットを任される人望もあります。

好き度:★★★★☆

AKABU

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【DATA】
蔵元:赤武酒造株式会社(岩手県盛岡市)
造り:純米 原酒
原料米:岩手県産 吟ぎんが
精米歩合:60%
アルコール度数:13% ・・・ 低い
酵母:岩手酵母
製造年月:2024年6月

 

余談ですが、上記で引用させていただいたジブリまみれさんのポストのリンク先は、魔女の宅急便でトンボを演じた山口勝平さんの書籍から抜粋した特集記事です。今ではもうレジェンドな山口勝平さんですが、はじめてオーディションに合格したのが魔女の宅急便だったそう。魔女の宅急便公開の1989年はデビューの翌年なんですね。凄い! ちなみにオーディション合格はそれより少し後ですが、公開されたのは主役・早乙女乱馬を演じた「らんま1/2」の方が先でした。

上記記事の最後では、らんま1/2が終わる直前に、録音監督の斯波重治さんに「僕が満足した乱馬はまだ1本もやってくれない」と言われたというエピソードが紹介されています。
そして! もうすぐ今年10月から! らんま1/2がリメイクされます!! それもほとんど当時のオリジナルキャストで!!! 山口勝平さんは、斯波さんの言葉を跳ね返して恩返しすることができるのか、とても期待しています!

 

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