こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]金陵 オリーブ酵母 > ニシンのパイが嫌いな女の子(魔女の宅急便)

【金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸(きんりょう)

酸味しっかり

金陵

口に含んだ瞬間から、鮮烈な酸味がザンッ!っと刻まれます。甘味旨味はごくわずか。
お酒単体で飲むには酸っぱすぎでしたが、こちらはデザートのシャノワールのチーズケーキとのペアリングで出していただきました。そうするとケーキの甘味と混ざり合ってよい感じ。なるほど、勉強になるなあ。

お米は「さぬきよいまい」。香川の酒造好適米「オオセト」をお母さんに、「山田錦」をお父さんに持つ香川のお米です。また、酵母は「さぬきオリーブ酵母」なので、香川にこだわったお酒ですね。
「さぬきオリーブ酵母」 は前に「川鶴」を飲みましたが、その時のお米は「オオセト」でした。で、川鶴もやっぱり酸っぱかった。そういう酵母なのかな?

ジブリで例えると「魔女の宅急便」の、ニシンのパイが嫌いな女の子。映画ではツンとしたところが印象的です。でも、ニシンのパイじゃあしょうがないかもしれません。イギリスの本家のニシンのパイは見た目も衝撃的ですしね。これ、もらったのがチーズケーキだったら、ちゃんと喜んでたのかもしれませんね。
ちなみにこの子は、「川鶴オリーブ酵母」と「鳥海山 百田」でも登場しました。意外に大活躍。

満足度:★★★☆

金陵

 

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