こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]川鶴 > ニシンのパイが嫌いな女の子(魔女の宅急便)

【川鶴 純米吟醸 さぬきオリーブ酵母仕込み】

川鶴

酸苦。

あまり飲んだことのない味です。
酸味から入って、苦味が広がり、気持ちよく切れます。甘味は奥の方にわずかに見えるだけ。フレッシュなお酒ですね。

スペックを見てみると、アルコール14%で、日本酒度±0、酸度2.2、アミノ酸度1.1。なるほど、アルコールと日本酒度のわりには酸度がかなり高いです。

酵母は、小豆島名産のオリーブから抽出したオリーブ酵母だそうです。今まで飲んだ中で、バナナ酵母はバナナの感じがしましたし、キウイ酵母もキウイの感じがしました。でもさすがにオリーブはよくわかりませんね。ちなみに生のオリーブの実はすごく渋くて、とても食べられないんだそうです。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」の、ニシンのパイが嫌いな女の子。一見嫌な子にも見えそうなんだけど、たぶんそれはキキ視点なだけで、素直な感想なんだろうな。実家からの荷物ってだいたいそんな感じじゃないですか? この子もエンディングにちらっと出ているので、きっと仲良くなったんでしょう。

満足度:★★★☆

 

 

川鶴

 

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