こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]作 > コキリさん(魔女の宅急便)

【作 新酒2020 純米大吟醸(ざく)

薄酸旨甘、フルーティーきれい

作

三重県鈴鹿市清水清三郎商店さんが生んだ大人気銘柄・作の新酒です。

香りはバナナの吟醸香がふわあ。これはもう間違いなく素晴らしい。
口当たりは薄酸と、それに続いて旨甘。薄口だけど印象はしっかりしてます。含み香は口に広がり、そのあと鼻にも少し抜けて幸せ。
終盤はきれいに消えるけど、幸せな余韻がふわふわ残ってます。

温度が上がってくると、きれいさはそのままで、甘味が立ってきました。ちょっと苦味も出るけどそれも気持ちいい。これは冷やしすぎない方が当たりかもしれませんね。

作の新酒は、去年も飲んで美味しかったんです。ただ去年は、ちょっと固くて苦味が暴れてたように思うんですよね。今年のはそれが落ち着いていて、かなり好き。もしかしたら、去年は開栓直後だったからかもしれませんけどね。

ジブリで例えると、「魔女の宅急便」のコキリさん。キキママです。きれいで優しくて魅力的。優しさと愛された幸せな記憶の象徴のような人です。最初の方とエンディングの1カットしか出てこないけど、記憶にはしっかり残ってます。

満足度:★★★★☆

作

 

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