【黒松白鹿 純米吟醸】
たぶん僕が人生で一番たくさん飲んでるお酒・白鹿さんです。大学の頃に、週2で通っていた居酒屋さんで白鹿さんばっかり飲んでましたからね。
白鹿さんは、こないだ「鹿くらべ」企画で飲んだ「すずろ」、その後の「あまやぎ」と、ちょっとイロモノが続いたので、本命どまん中のお酒を飲みたくなったんです。
色は透明。
香りは穀物+フルーティーな甘旨酸。ちょっとミルキー&オイリーさもあります。普段は穀物だとレトロ系で、フルーティーだとモダン系なお酒が多いんですが、そのどちらも感じる面白い香り。
口当たりはとろっと入ってきて、酸甘苦旨味がボンっ! 味わいが賑やかです。リンゴのフルーティーさと、穀物ガツンの甘旨苦味。それぞれは飛び抜けて強い味なわけじゃないけど、全部同時に攻めてくるから、その分厚さに圧倒されます。
後半、味わいはだんだん引いていきます。でも苦味だけは余韻まで残り、それも最後にはきれいに溶ける。
スペックは、
アルコール度:14~15% ・・・ ちょっとだけ低いですね。体感もそれくらい。
精米歩合:60% ・・・ 純米吟醸だし、こんなに旨味しっかりなのでまあ60%でしょうね。
日本酒度:+1 ・・・ 甘辛のまん中くらいです。大きくはないけどしっかりした甘さを感じます。
酸度:1.4 ・・・ 普通。こちらも強くはないけどしっかり酸を感じます。
これは、しっかりした味の肴を合わせたいですね。1日目は食後に単体で飲んだんですが、2日目に晩ごはんと合わせましょう。明日のご飯は何かな?
で、2日目。晩ごはんはアジフライでした。揚げ物の油をお酒がすっと流してくれるし、ソースの濃い味にも負けてません。やっぱり食事と合わせて美味しいお酒ですね。淡白なお刺身なんかよりは、しっかり味の煮付けのような濃いものに合いそうです。美味しかった!
ジブリ例えると「天空の城ラピュタ」のルイ。ドーラの次男坊。男くさいタイガーモス号に乗って空中海賊しているかと思えば、街に現れる時には白スーツピンクシャツ蝶ネクタイシルクハットでおしゃれしたりします。それが、三兄弟の中では一番さまになってる。
満足度:★★★★
語彙力が無さすぎて最終的にラピュタのルイみたくなるよね... pic.twitter.com/gEub0XbqMx
— )レ𠂇Ø尻切れ狼 (@Luna_tantanmen) 2018年11月5日
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