【N-888 純米酒】
酸甘ぼんっ さらにじゅわっと 濃厚に
はじめましてのお酒、新潟銘醸さんのN-888です。新潟銘醸さんは、普段は長者盛や越の寒中梅などを醸してるお蔵さん。長者盛は以前、蔵べるシリーズで飲みました。優しい酸の辛口で美味しかったという記録があります。(実は記憶はあやふやです。こういうときにブログって便利! まさにログ)
今回のN-888は、新潟銘醸さんが「現代の食に合ったお酒を造りたい」と、1200回の試作を繰り返して、その中でいちばん理想に近かった888回目のお酒。888回目っていうのはちょっと出来すぎな気もしますが、1200回の試作というのは凄いですね。
さあ、飲んでいきましょう。
香りはおだやか。かすかに柑橘っぽい酸を感じます。白麹?
口当たり、さらっと入ってきたと思ったら、酸味と甘味がぼんっ! そこからさらにじゅわっと広がります。これは濃厚。でも、最後はきれいに消えていきます。
アテには、引き続いて生ハムユッケがめっちゃ合います。濃い旨味の洋食に良いですね。ローストビーフにも合いました。
長者盛は新潟らしい淡麗辛口だったけど、こちらはいわゆる「新潟らしくない」お酒ですね。(もちろん新潟には淡麗辛口じゃないお酒もたくさんあって、「新潟らしくない」で1ジャンルになっています。たかちよとかあべとか)
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」の、ドーラの若い頃。映画には直接は登場しませんが、ドーラの部屋に肖像画がかかっています。それがまた、かわいくてかっこいいんですよ。パワフルでエネルギッシュで力強くて、しかもかわいい感じ。しかもスタイルもいい!
満足度:★★★★
左上に飾ってある、若い頃のドーラでスピンオフ作ってくれないかな、絶対面白いでしょ。#天空の城ラピュタ pic.twitter.com/vvt8h9RCbu
— rinorino_潜水服ゼンマイずきんガチャ絶賛発売中! (@ririy4yun) 2019年8月30日
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