明日7/21(金)、金曜ロードショーで「もののけ姫」が放送されます。
今回のナウシカ・コクリコ坂・もののけ姫の3週連続放送では、このブログの歴史も感じました。なんせ、3作とも過去に特集をやってるんです。テレビでの放送もひとまわりしちゃった感じですね。
前回のもののけ姫特集は、2021年8月。こちらでは、最後に「サンの入れ墨は、誰がなんのために入れたのか」という謎について考察しています。よろしければ前回の記事もご覧ください。
で、ここからが本編。これまでもののけ姫に例えてきたお酒の中から、特に美味しかったものや面白かったものを振り返ってみます。それでは、スタートです!
で、いきなりすいません。お酒の紹介じゃありません。劇中に言葉だけ出てきた「師匠連」とは何者かについての考察記事です。たまたま読んだ本のたった1枚の挿絵を糸口に、鎌倉時代の絵巻物を調べ、証拠と論理を積み重ねて、「師匠連=比叡山延暦寺の指導者層」という仮説を組み立てました。
実はこのブログにGoogleから来られた方のアクセス先、3位がこの記事なんです。日本酒とは関係ないんですが、考察がお好きな方には楽しんでいただけると思いますので、よかったら読んでみてください。
さて、1本目はお酒に関係なかったので、2本目は超有名酒・獺祭さんを紹介しましょう。こちらは、獺祭さんの市販されているお酒の中では最高峰の「磨き その先へ」。ちょっと自腹で買える値段じゃないんですが、とあるキャンペーンでいただきました。
この凄いお酒に例えたのは、宮崎駿監督が「アシタカに最高の朝をあげたい」と注文した、劇中でも最高に壮大で美しいシーンです。
お次も有名銘柄・上善さん。このお酒も美味しかったんですが、こちらは面白記事の方です。実は僕のブログ、上善さんが登場するたびに、アシタカをめぐる女たちの愛憎劇が繰り広げられてるんです。こちらの記事に過去のあらすじとリンクが貼ってあります。この愛憎劇、こちらのお酒でなぜかハーレムエンドが見えてきました。まあ、その先どうなるかは僕にも全然わからないんですけどね。
4本目は、また最高に美味しかったお酒です。大人気銘柄・鳳凰美田の中でも特に人気の高いお酒。この時の美味しさがずっと記憶に残ってて、今年は買ってたっぷり堪能しました。
5本目は美味しかったし、驚いたお酒。みむろ杉さんの地元銘柄・三諸杉の菩提酛も飲んだことがあるんですが、ジブリに例えるのは諦めて田中角栄さんに例えたんです。それが今回飲んだみむろ杉では、上品で品格があって豊かだった! 全然違う!!
さて、最後の1本は、やっぱり締めにふさわしいお酒です。入手困難銘柄の代表のような十四代様の、最高峰大吟醸酒。こちらもキャンペーンでいただいたお酒です。凛とした美しさと、深い優しさ。しかし一方には苛烈さもある複雑な人物・エボシ御前にぴったりなお酒でした。
というわけで今回はここまで。もののけ姫タグで見直してみたら、いろんな意味で面白いお酒がいっぱいでした。
そして、ついに公開された「君たちはどう生きるか」。初日に観に行ったんですが、凄い映画でした。なかなか解釈が難しくて、僕の中でもちゃんと整理できていないんですが、昨日、感想考察&映画をお酒に例えた記事を出しました。ただ、後半にはネタバレを含むので、映画未視聴の方はご注意ください。映画をご覧になった方は、感想などいただけると嬉しいです。
ではまた!
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