大嶺＞フィオ(紅の豚)［ジブリ酒］

【大嶺(おおみね) 3粒無濾過生原酒山田錦】

フルーティーやさしい甘味が異次元に

2ヶ月ぶりの大嶺さん。この黒瓶の無濾過生原酒は飲んだことなくて、ずっと飲みたかったんです。お店で並んでるの見つけた瞬間、他のお酒の予定を延期して速攻確保しました。

大嶺さんのデザインにはルールがあって、今回の場合、
・黒い瓶は無濾過生原酒
・白くて普通の形のお米は山田錦
・3粒は精米歩合50%以上
です。
慣れたら瓶を見ただけでスペックがわかるようになります。でも、別にわからなくても大丈夫。大嶺さんならどれを選んでも美味しいです。

今回の写真、マカレナという薔薇とスプレーグラスを合わせて生けて大嶺さんと並べたんですが、やっぱり大嶺さんのデザインはシンプルなのに引き締まっててカッコいいですね。下に別角度の写真も載せています。

さて、それでは飲んでいきましょう。

香りは華やかスイカと桃。やさしいフルーティーで心地良いですねえ。もう大当たり確定。

口当たり、桃とピリシュワ炭酸感。すぐに甘酸がじゅわっと広がり、遅れて豊かな旨苦じわん。
うっっっっま！！！！

甘酸→旨苦、どれも突出はしてないんだけど存在感があります。バランスが良いってこういうお酒のことですね。そして、味わいがしっかりしてるのに、とても飲みやすい。というか、美味しくてどんどん飲んじゃう。

味わいとしては、よくあるフルーティーモダンです。でもそのレベルが高すぎ！異次元の美味しさでした。

温度帯は、雪冷え(5℃)で当然のように美味しかったし、涼冷え(15℃)くらいまで上がると、甘味がより前に出て、苦味もしっかりで、うおおおお！！

しかも、単体でめちゃくちゃ美味しいし、食事にも合うんです。

アテは、ツナマヨサラダと甘辛唐揚げ。もちろん合うだろうと思って選んだんだけど、それにしても合いすぎ。唐揚げやツナマヨのしっかり味を甘シュワで切りつつ、奥から米旨がほわああって出てくる。この子、甘いのに食事にも合わせやすい！

凄いお酒でした。

ジブリで例えると「紅の豚」のフィオ。かわいいし、優秀だし、芯がしっかりしていて勇気もある。それでいて明るくてみんなに好かれてる。そりゃ空賊でも惚れる！

好き度： ★★★★★

紅の豚でフィオがポルコに「何かお話しして。そしたら寝るから」と言うシーンがあってそこがとても好き。「何でもいいからあなたの話が聞きたい、それで私はとても幸せな気持ちになれるし満たされて眠れるから」なんだよね。 pic.twitter.com/UXWRcHj8je
— 野田春香 (@harukanoda0329) 2023年5月13日