【天賦 純米吟醸 赤磐雄町 搾立生酒】(てんぶ あかいわおまち)
甘旨ドカンと大爆発
インスタでフォローしていただいて知ったお店、豚とん拍子・千日前店さん。ずっと行ってみたかったんですが、ようやく伺うことができました(ブログへのアップは遅くなりましたが、実際伺ったのは4月です)。「イベリコ豚専門店で、日本酒はおまけ」とおっしゃってますが、日本酒の品揃えも恐ろしいですよ。インスタの投稿、日本酒ばっかりだし。
これはあれですね、ソガ・ペール・エ・フィスの小布施ワイナリーさんが「日本酒は趣味で造ってます」って言ってるのと同じ。タモリさんの名言「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」を思い出しました。
さて、初めてのお店の記念すべき1杯目は、天賦の雄町。
2020年に鮮烈なデビューを果たした天賦。去年飲んで、初めて造る日本酒なのにいきなり美味しくてびっくりしました。その第2弾、赤磐雄町です。しかも1回限定出荷の生酒。ちょっと前に雄町が出たというのは知ってたんですが、やっと会えた!
香りはリンゴ系の甘フルーティーがほんのり。
口に含むと、こりゃ凄い!
入ってきた瞬間からお米の甘味と旨味とフルーティーな酸味が大爆発。うっま!
幸せな味わいは後半まで続くけど、最後は酸味がきれいに切ってくれて、ふんわり余韻だけ残してなくなります。
アテはイベリコ豚のベーコン。隣のお客さんに「美味いから絶対食べたほうが良い」と教えていただいて注文しました。イベリコ豚専門店の自信作というだけあって、旨味の凝縮感がとてつもないです。めっっちゃ美味しい! そんじょそこらのベーコンとは全く違う! でも、天賦さんはベーコンの濃い味にも負けてません。力強い味わいでベーコンに真っ向からぶつかり合い、お互いを高め合っていきます。
前の天賦も凄かったけど、今度のはさらに素晴らしい。
ジブリで例えると「バルス!」 。言わずと知れた「天空の城ラピュタ」の滅びの呪文。ラピュタ語で「閉じよ」という意味。ほんとはクライマックスのハラハラドキドキのシーンなんだけど、何回も見すぎてて、もう既に安定の甘旨ネタシーンになっちゃってます。Twitterで祭りが発生してたくらいですしね。それでもやっぱりこの映画の一番の見所なんです。
ちなみに前に飲んだ天賦の第1弾純米吟醸は、ムスカに例えてました。そちらも美味しかったんですが、バルスの前では目がくらみそうです。
満足度:★★★★★
久々の★5。今年に入ってからは「くどき上手 出羽燦々33」に続いてまだ2本目です。
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↑こちらの記事で引用させていただいた「ムスカ大佐の愛犬講座(柴犬Ver.)」大好きです。めっちゃ面白かわいい。
この天賦・赤磐雄町は、こるね酒店でも取り扱っています。ただ、1回限定出荷なので売り切れ次第終了。お早めに!
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