こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

三芳菊 > アーヤ(アーヤと魔女)[ジブリ酒]

三芳みよしきく)  冬の白ぶどう 純米吟醸 無ろ過生原酒】

ジューシーで 少しクセある 白ぶどう

三芳菊

三芳菊

「日本酒と私」の3杯目、かなりお久しぶりの三芳菊さん。ひとつ前のラヂオ正宗とは別の方向で異彩を放っていたお酒です。

三芳菊さんと言えば、攻めたお蔵さんとして有名。「ワイルドサイドを歩け」をコンセプトに、およそ日本酒とは思えないラベルや商品名がいっぱいです。「残骸」「ネコと和解せよ」「眠りと死」「カリギュラ効果」など。
前回飲んだのも「嫉み」(ねたみ)というお酒でした。もう3年も前かあ。気になる銘柄なのに、全然会えません。

そして三芳菊さん、住所も面白いです。「徳島県三好市池田町サラダ」。サラダってなに? 調べてみたら、サラダの由来は皿田とも更田ともいわれているようですが、なんでカタカナ? ちなみに隣接するのは、池田町マチ・池田町シンマチ・池田町イケミナミ・池田町シマ。うん、池田町みんなワイルドサイド。そりゃこんなとんがったお蔵さんが生まれる土地柄だわ。

それでは飲んでいきましょう。白ぶどうを感じるのか?

香りはワインと白ぶどう。あ、やっぱり白ぶどうでした。白ワイン感とは別に、ジューシーぶどう感もあります。じんわり雑味も感じさせるけれど、それもまた魅力になってる。

口に含むと、白ブドウ。でかでかと「白ぶどう」ってかいてあるラベルに引っ張られてるのかと思って慎重に味わっても、やっぱり白ぶどうです。ぶどうの酸味が中心だけど、その酸味がやわらかいからイヤじゃない。そして奥に、不思議なコクとクセがあって、それが楽しいです。めっちゃ個性的。

このコクとクセ、普段なら雑味に分類しそうなのに、それがちゃんと個性になっていて、ちゃんと美味しい。面白い!


アテは、引き続き「肉だんごのちょっとスパイス煮」。肉の旨味とジューシー甘酸がばっちり合って、旨味もぐぐっと引き出されます。このお酒にはやっぱり洋食ですね。見事にお互いを引き立て合ってる。久々にマリアージュと言って良い組み合わせでした。美味しかった~。

ジブリで例えると「アーヤと魔女」の主人公・アーヤ。既存のジブリヒロイン像を覆す、ジブリ史上最もはしたないヒロイン。裏の笑顔が実にえげつなくて良いです。めちゃくちゃクセが強いけど、それが魅力になっている。

好き度:★★★★

三芳菊

三芳菊

【DATA】
蔵元:三芳菊酒造株式会社(徳島県三好市池田町サラダ)
造り:純米吟醸 無濾過生原酒
原料米:山田錦
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2023年11月

 

関連記事:

 

←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へ