こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

サビ猫ロック > ムーン(耳をすませば)[ジブリ酒]

サビ猫ロック extra stage DRY! DRY!! DRY!!!】

やわらかい 苦旨ドライ じんわりと

サビ猫ロック

サビ猫ロック

お久しぶりのサビ猫さん。新潟県糸魚川市・猪又酒造さんのお酒です。
サビ猫ロックは、1年ちょっと前に赤サビ銀サビの飲み比べをしました。また、別銘柄の月不見の池つきみずのいけを2年半前にいただいています。

今回のextra stageは、6月9日(ロックの日)にリリースされた辛口酒。公式のnoteによると「JUNMAI LIVE TOUR 2024 のextra stage の位置づけのサビ猫ロック夏の特別公演となります!」だそうです。相変わらずよくわからない。でも「じめじめを吹き飛ばす!弊社史上最高辛口に挑戦しました」というのはロックですね。

ちなみにラベルの猫は、蔵の愛猫あんこちゃん。「あんこちゃんをモデルとしたロックなお酒」だそうです。ロックな猫ちゃんなのかな?
さっそく飲んでみましょう。

香りほのかに苦さと旨さ。これは辛口!

口当たり、ほろりやわらか水のよう。そこから苦旨じわじわり。確かにドライ。全く甘えてきません。ついでに酸味もほとんどない。そして奥から、苦旨じわり。

かなりの辛口ですね。でも尖った硬い辛口ではなく、めっちゃやわらかいです。もふもふ。やわらか過ぎて、アルコール感もおだやかほわほわ。でも含み香だけはアル旨がツン。後味は苦味渋味がジワリと残ります。

面白いお酒ですね。大辛口なのに、とってもやわらかい。猫で言うと、攻撃はしてこないけど、全く甘えてこない子。でも撫でさせてくれるときには、ふわふわです。

ジブリで例えると「耳をすませば」のムーン。主人公・雫を地球屋に導いたデブ猫です。愛想なんかこれっぽっちもないし、雫にも「君もかわいくないね」とか言われちゃいます。でも落ち込んでひとりで座ってると、そっと隣に来てくれます。

好き度:★★★☆

サビ猫ロック

サビ猫ロック
サビ猫ロック

【DATA】
蔵元:猪又酒造株式会社(新潟県糸魚川市)
造り:非公開
原料米:糸魚川市早川谷産 五百万石
精米歩合:非公開
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+18 ・・・ 大辛口
酸度:1.6 ・・・ 普通
アミノ酸度:1.1 ・・・ 低い
酵母:協会901号酵母
製造年月:2024年6月

+18!?!?
大辛口とは思ってたけど、そこまでとは思いませんでした。こんな辛口にしてはめっちゃ飲みやすいです。凄い。

 

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