こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

わかむすめ >「ダンス・ ダンス・ ダンス」のハワイのシーン

【わかむすめ Tropicalトロピカル Bunbunブンブン) 超限定うすにごり 超限定うすにごり 超限定うすにごり 超限定うすにごり 超限定うすにごり】

やわらかい 甘味やさしい トロピカル

わかむすめ

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わかむすめ

待ってました!!!
ひとつ前の萌木に続いて、わかむすめさん。このトロピカルブンブンは、僕が一昨年2022に飲んだ422杯の中の頂点・第1位に輝いたお酒なんです。その時は外飲みで、次は絶対に買おうと思ってたんですが、2023年には発売されませんでした。今年も出るかどうかわからなかったから、蔵元杜氏の新谷文子さんのポストで発売されることを知った時には嬉しかったですね。そしていつも わかむすめさんを買っているお店に、入荷告知はまだ入ってなかったけど行ってみたら、2時間前に入荷したばかり。読みばっちり。まだ箱に入ってる状態から買ってきました。

この子は、いつもの わかむすめさんとは違い、平安装束のあわせの色目ではなく、「南国」がテーマ。裏ラベルには「ひと口含めば南国の楽園へと誘います」「島でのバカンスをイメージ」「浜辺でのバーベキューのお供にも最適です」とか書いています。うんうん、一昨年飲んだときもそんな感じだった。

もう待ちきれません。さっそく飲んでいきましょう。
開栓は、冠頭(アルミキャップ)を外して少し栓を動かすと、ボンッ!!!
さすが開栓注意と書いてあるだけはあります。吹き出すことはないけれど、めっちゃ元気。

上立ち香、おだやかミネラル乳酸バナナ。ほんのりマンゴーとパイナップルもあって、トロピカルですね。

口当たり、ピリシュワ爽やか乳酸パイン。それがふわっと広がって、ほんのり苦味も現れます。ほんのりココナツっぽいやわらかい甘味。期待を裏切らない美味しさです。ふわふわ幸せ~。

一昨年の記憶より少しおとなしいかな。でもとてもやさしくて、包み込んでくれるようなやわらかさが素晴らしいです。少し温度が上がってきたら味も少し開いてきますが、このやわらかさは続きますね。なるほど、バーベキューのお供というのもわかります。少しくらい温度が上がっても全然美味しい。


初日のアテは、たことブロッコリーのバジルサラダ・生ハム・チーズ。合うと思って選んだけど、やっぱり合いますね。甘口だけどやさしいから、あんまり濃くない洋食が良さそうです。

2日目、味わいはあまり変わりません。アテに選んだのは、レモン。やっぱりレモンは最強のアテですね。レモンをかじってからお酒を口に含むと、甘味がほわわああっと広がります。

3日目、味わいが少し落ち着いたかな? でもその後、7日目までちびりちびり飲んだけど、変わらず美味しいです。意外に丈夫!

こんな素晴らしいお酒を飲めることに感謝です。本当に美味しかった!!

ジブリじゃないけど例えると、村上春樹の小説「ダンス・ ダンス・ ダンス」のハワイのシーン。主人公「僕」は、いろいろあって13歳の美少女ユキと一緒にハワイに行くんです。そしてひたすらのんびりする。海で泳いだり、料理を作って食べたり、ピニャコラーダを飲んだり。この小説の中でいちばんおだやかなシーンです。一昨年と同じだけど、やっぱりこれ以上の例えが思いつきませんでした。

好き度:★★★★★

 

わかむすめ

わかむすめ

【DATA】
蔵元:新谷酒造株式会社(山口県山口市)
造り:純米吟醸 無濾過生原酒 うすにごり
原料米:山口県産 西都の雫
精米歩合:60%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
日本酒度:-10前後(参考数値) ・・・ 大甘口
製造年月:2024年6月

 

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