AKABU ＞眞人(君たちはどう生きるか)［ジブリ酒］

【AKABU MOUNTAIN】

爽やかで飲みごたえある奥深さ

AKABU

こないだSEAを飲んだばかりの赤武さん。こちらは同じシリーズのMOUNTAINです。
SEA・AIR・MOUNTAINの3本は、低アル原酒のシリーズ。SEAは軽快で爽やかで飲みやすいのに満足感もある、めっちゃ美味しいお酒だったから、MOUNTAINも楽しみです。
さっそく飲んでいきましょう。

「王冠が跳ぶ恐れがあります」って書いてたけど、開栓は最後にプシュっと言うだけで、無事に開きました。

上立ち香、ラムネとハーブと青竹の、爽やか苦さがほわわんと。奥に和梨と桃フルーティー。良いですねえ。もう勝利確定。

口に含むと、やさしい酸と、じんわりピリシュワ炭酸感。一緒に甘苦ふくらんで、苦渋残してきれいに消える。めっちゃ飲みやすくて美味しい！！

酸甘はやっぱりフルーティーですね。キウイの酸を中心に、梨とライチの甘味がじわり。苦味は青草ハーブがフレッシュです。渋味はブドウの、口の中がきゅっとなる感じの収れん味。奥が深い味わい。

アルコールは14%の低めだけど、味わいは軽くはなくて、苦渋が上手い具合に飲みごたえを演出しています。食事にも合いそう。

用意したアテは、肉焼売・唐揚げ・糠漬け。マウンテンだから海の幸はあえて外して、山の幸で揃えました。これが、どれも合います。お酒の奥深い苦渋が良い仕事してる。中でも肉焼売は素晴らしかったです。肉焼売の後にお酒を飲むと、お酒の甘味に焦点が当たって、そこから甘苦ハーブの含み香に変化するのが気持ちいいです。

ジブリで例えると「君たちはどう生きるか」の主人公・眞人。若いんだけどそれだけじゃない苦さと奥深さを持っています。

好き度：★★★★☆