【栄光冨士 上撰 本醸造 辛口】
蜜甘な レトロすっきり する辛口
レトロラベルな栄光冨士さんです。栄光冨士の上撰・本醸造というと、前にももっとシンプルなラベルのものを飲んだんですが、公式販売サイトを見るとそれとは別物のようです。こちらは辛口。地元酒っぽいですね。有名銘柄の地元酒って、全国に流通しているのとはちょっと味わいが違って、でも美味しいものが多い印象です。楽しみ♪
香りはストレートなアルコール感。なのに嫌じゃない。
口当たりは、蜜甘すっきり。うまっ!! 辛口と書いてはあるけど、甘味がちゃんとありますね。旨味は強くはないけどじんわり。すっと切れてきれいです。
これは、飲み飽きずにいつまでも飲めそう。
ラベルも味わいもレトロな雰囲気があるんだけど、ただのレトロじゃない。一周回って新しいレトロ。このあたりはさすが栄光冨士さん、計算されてますね。
手で常温まで温めてみたら、甘旨ほわん。うっま!!! これは常温が間違いない!
スペックは、
造り:本醸造
原料米:加工米100% ・・・ 加工米? どんなのでしょう? 気になります。加工用米のことかな?
精米歩合:60% ・・・ 一升瓶で2138円とリーズナブルなのに、結構磨いてますね。
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通
日本酒度:+8 ・・・ え!? そんな高い感じは全然しません。体感で+3くらい。飲みやすいです
酸度:1.2 ・・・ 低い
アミノ酸度:0.8 ・・・ 低っ!! 確かに味わいはそれくらいきれいです。酒米じゃないのにこんな値って、めちゃくちゃ凄い!
ジブリで例えると「風立ちぬ」の里見さん。菜穂子さんのお父さんです。レトロだけど、新しいものを取り入れてる感じ。顔はカリオストロ伯爵なんですけどね。
満足度:★★★★
とりあえずカリオストロの伯爵と風立ちぬのヒロインの父はどっか繋がってる pic.twitter.com/q8ITeMAWD7
— 猫田瞬也社長 (@nekotasyunya) 2015年2月20日
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