田中六五＞ポムじいさん(天空の城ラピュタ)［ジブリ酒］

【田中六五(たなかろくじゅうご) ６５｜１３(ろくごういちさん)】

やさしくておだやかきれいなコク旨甘

田中六五

5/31～6/4に広島・福岡・山口を巡った「酒(しゅ)学旅行」。この日は、朝に広島を発ち、福岡にやってきました。予定が入ってるのは夜だけなので、博多駅でラーメン食べて、YouTubeをよく拝見している住吉酒販さんの本店に伺いました。見たことないお酒がいっぱいでめっちゃ楽しかった！

で、まだ時間がありそうだから、Twitterで「博多でどこかおすすめありませんか？」って聞いたんです。そしたら、とある方に「博多駅の中に住吉酒販さんの角打ち(お酒が飲める酒屋)があるよ」って教えていただきました。ちょ！そこさっきまでラーメン食べてたとこで、さっきまでいた酒屋さんｗｗｗ完全に見逃してました。ありがとうございます。というわけで、喜び勇んでまた博多駅へ。

住吉酒販博多駅店は、駅ナカの小さな酒屋さん。狭いけど、並んでるのは全て九州のお酒とおつまみ。こちらも見たことないお酒が多くて楽しいです。その奥には4,5人が並べばいっぱいになるカウンターがあり、そこでお酒をいただけます。夕方以降はなかなか入れないらしいんですが、この日はまだ平日の昼間。すんなり入れました。ラッキー。

今回いただくのは、田中六五さん。お久しぶりです。全て精米歩合65%という謎なこだわりの銘柄。
その中で、「65|13」というお酒を選びました。特約店限定で、精米歩合65%アルコール度数13%の低アル原酒です。「|」はバーティカルバーという記号で、通常のキーボードならShift+¥で入力することができます。こんな記号、初めて使ったわ！数学や一部のプログラム言語では使うみたいですね。でもこの｜を省略して「6513」って書いてある販売サイトも多いです。まあ、どうせ｜は読みませんしね。僕もこのお酒は6513として扱うことにしましょう。そしたら「数字のお酒コレクション」に貴重な4桁の数字が加わります。

話は戻って、こちらのお店では、1杯の値段は固定で、お酒の値段によって酒器の大きさが変わります。このお酒は四合瓶で税込2970円とちょっとお高いので、酒器が小さめ。でも今日の夜もたくさん飲む予定だからちょうど良いです。それでは、飲んでいきましょう。

香りは、ごくおだやかに、生酛っぽいコク旨甘。

口に含むと、コク乳酸が、やさしくふわりと広がります。遅れて甘旨も出てくるけれど、あくまでやさしく、おだやかきれい。含み香も、やわらか酸がほわほわん。後味は、ほのかな甘旨じわじわん。

やさしくおだやかなクラシック。かなり薄口です。でも、心地良い満足感がありますね。めっちゃ美味しい！！