【寒菊 Silver Lining 純米大吟醸 総の舞29 超限定無濾過生原酒】
華やかな 甘味がぽわっ 渋じわっ
ここのところずっと続けてる
というのは、こちらの寒菊さん、日本酒普及系VTuber・如月ささらさんのプレゼントキャンペーンでいただいたものだからです。早くレビューを載せたい。ささらさん、Twitterフォロワー5000名&チャンネル登録2000名突破おめでとうございます!
サイン入りです。
さてこのシルバーライニングは、どれも美味しい寒菊さんの中でも特別なお酒。年に一度だけ醸す、寒菊最高スペックのお酒なんです。精米歩合29%の超高精白。これは素晴らしいお酒をいただいてしまいました。それではさっそく飲んでいきましょう。
「開栓注意」とは書いてあるけど、開栓はちょっとプシュって言っただけで無事。
上立ち香、ごくおだやかに梨ふわり。上品ですねえ。
口当たり、ピリシュワ爽やか微炭酸。中にほんのり甘酸苦。梨フルーティーの甘酸の中に、わずかな苦味が良いアクセント。
その味わいは、甘味を中心にぽわっと広がって、後半は気持ち良い渋味がじわっ。甘渋フローラルな含み香と後味。この渋味のおかげで、食事にも合いそうです。美味しいなあ。
寒菊さんは甘味がじゅわっと広がるお酒が多い印象です。この子も甘味は広がるんだけど、そこまで強くはありません。でも、寒菊さんらしい華やかな甘フルーティーさを持っていて、その中に上品さと深み。渋旨味もしっかりで、飲みごたえがあります。
渋味って、マイナス要因になることも多いです。でもこの子の場合は、その渋味が次のひと口を呼んでる感じ。ついついもう1杯飲みたくなって、気が付いたら初日で半分なくなっていました。
そしてこのお酒、経時変化も面白かった。日数が経つにしたがって、甘味と酸味がどんどん華やかになります。渋味は少し減るかな。もちろん味が開いてからもめっちゃ美味しいです。
アテに用意したのは、「アゲアゲ茄子のとろとろウマウマ煮」と「無限油そうめんジェネリック」。ささらさんが「肴は甘味を引き立てる塩味があれば充分」って言ってたから、旨塩味が乗った料理で攻めてみました。そしたらこれが大正解。アテを食べたあとにお酒を流し込むと、お酒の甘フルーティーが強調されて、口いっぱいにふわあああ。ああ、幸せ。
ちなみにこの「アゲアゲ茄子~」は、厚揚げと薄揚げを両方使った旨煮。クックパッドの「あげ」カテゴリで人気検索トップ10に入ったちょっと自慢なレシピです。美味しいから、料理をする方はぜひ作ってみてください。
寒菊さんはお酒単体で完結しそうだから、当選した時から何を合わせようか迷ってたんです。でもこれは、事前にささらさんのレビューを読んだおかげの勝利ですね。めちゃくちゃ参考になりました。
ジブリで例えると「紅の豚」のジリオラさん。フィオの、超絶美人のお姉さま。めっちゃ華やかな美人さんで、自分でもそれを知ってる感じです。フィオよりもちょっと大人の落ち着きがあります。とは言えやっぱり陽気なイタリア娘。フィオが出発するシーンでは、嬉しそうに換装用の部品をフィオに渡してるし、はしゃいで手を振って見送るのもかわいいんです。
好き度:★★★★☆
めちゃくちゃ美味しかった〜。ささらさん、ありがとうございました!
美人ぞろいのピッコロガールズだが、その中でもトップ級なジリオラさんがw https://t.co/2nmCY17Ptt pic.twitter.com/OzsOlhXGIP
— SOW@ (@sow_LIBRA11) 2022年1月14日
【DATA】
蔵元:合資会社 寒菊銘醸(千葉県山武市)
造り:純米大吟醸無濾過生原酒
原料米:千葉県産 総の舞
精米歩合:29%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:-4 ・・・ 甘口
酸度:1.5 ・・・ 普通
製造年月:2023年4月
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