【日置桜 野良 FUKUNEKO LABEL】
燗酒用 しなやか酸辛 熟成酒





はじめましてのお酒、日置桜さん。鳥取県鳥取市・山根酒造場さんのお酒です。
こないだのNeroに続いての猫ラベル。でも今回のお酒は単なる猫デザインじゃありません。売上の一部が、鳥取県倉吉市の保護猫団体「猫じゃらし」に寄付されます。公式サイトには「福ねこラベルが生まれるまで」という、この商品の発売経緯と想いを語った長文の記事があります。他にも、想いのあふれた文章があちことに書かれていて、熱いお蔵さんっぽいですね。
そんな姿勢は、今回のお酒の説明にも遺憾なく発揮されています。裏ラベルによると、今回のお酒は、
『私たちが自社の酒を表現する言葉として、「立ち姿」「しなやかさ」「躍動感」といったものがあります。立ち姿とは酒としての品、しなやかさとは味の構成と輪郭、躍動感は飲み込んでみて感じる体感だったり伸びしろを指します。この三つが高いレベルで存在すれば、目指す酒の美意識がほぼ備わっていると言えます。動物で例えるならまさにネコ科の動物です。
福ねこラベルには、この要素をしっかり持った酒を選びました。ご自宅で熟成させたり、お燗によって変化する味わいの妙を、皆さんの手で育てながら楽しんでいただければ幸いです。』
だそう。
凄い文章量!
それに、僕の読解力では何を言いたいのかがあんまりわかりません。
ともあれ、こちらは燗酒用の熟成酒です。R4BYというのは、令和4酒造年度。つまり、2022年7月1日~2023年6月30日の期間です。こういう時、前に作った「酒造年度早見表」がめっちゃ便利。
それでは飲んでいきましょう。ちろりで55℃の飛び切り燗くらいからいただきます。
色はほんのり薄橙。
香りは熟成、蜜と酸。
口当たり、くっきり乳酸クラシック。香りには蜜があるのに甘味はなくて、後半米旨ふんわりと。
なるほどしなやかさを感じます。クラシックだけどどっしりしたところはなくて、くっきりとした酸辛口。熟成の旨味も乗っています。

アテは、大根の唐揚げ。出汁の沁みた大根と、旨塩の効いた衣の相性が美味しいです。でもお酒には意外にそんなに合いません。大根の直後にお酒を流し込むと、ちょっとケンカします。ただ、大根を食べた後、少し口の中が落ち着いてからお酒を飲むと、旨味がふわっとふくらんで良い感じ。
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」の軽便鉄道の機関士さん。海賊と軍から逃げるシータとパズーを助けてくれる人です。年は取っているけど気骨は失っていない豪気なおっさん。
好き度:★★★☆
そういえばラピュタの機関士のオジサンも西村知道さんか…
— ニケ@ (@nike11272708) 2025年12月9日
「だいぶ年寄だからのぅ」
今ではベテランの声優さんでも、このころはチョイ役とか多かったね… pic.twitter.com/UG4HKYqWTE


【DATA】
蔵元:有限会社 山根酒造場(鳥取県鳥取市)
造り:速醸52%+生酛48%
原料米:剛力
精米歩合:70%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+11.0 ・・・ 大辛口
酸度:2.6 ・・・ 高い!
酵母:蔵付き酵母
酒造年度:令和4BY(2022BY)
製造年月:2025年5月
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