こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

2023年総まとめ&美味しかった日本酒BEST10

今年もあと数時間。2023年もいろいろありました。その総まとめをしたいと思います。

今年は、ベスト写真とベスト記事は既に出しました。よろしければそちらもご覧ください。大晦日の今日は、2023年の総まとめと、美味しかった日本酒BEST10をお送りします。


今年飲んだ日本酒は、全部で372杯。去年は422杯だから、だいぶ少なくなったような気がしますね。でも今年は店飲みの比率が減って、買って家で飲むお酒が増えたから、飲んでる量自体はじつはそんなに変わらないんじゃないかと思います。

飲んだ回数が多かった銘柄TOP10から。なお、単位は杯としていますが、四合瓶を買ったものも1杯とカウントしています。

順位    銘柄名      杯数  平均好き度
 1位    菊正宗      11杯  ★4.14 
 2位    天美       9杯    ★4.83
 3位    大嶺       7杯    ★4.50
 3位    鳳凰美田        7杯    ★4.29
 3位    LIBROM         7杯    ★4.07
 6位    寒菊       6杯    ★4.33
 7位    十四代      5杯    ★4.70
 7位    わかむすめ    5杯    ★4.60
 7位    蓬莱       5杯    ★4.00
 7位    神蔵       5杯    ★3.80
 7位    月桂冠      5杯    ★3.40

1位は菊正宗さんでした。去年は2杯だけだったから大躍進ですね。今年は、秋に大型リニューアルがありましたし、新製品が出たり、初心者向け熱燗企画で樽酒を飲んだりで、大活躍でした。
2位の天美さんは今年もさすがでした。平均好き度4.83も圧倒的です。藤岡杜氏が退職されたのが本当に残念ですが、来年もご活躍を期待しています。
3位のLIBROMさんは、全て5/31~6/4に広島・福岡・山口を巡った「(しゅ)学旅行」で、酒蔵併設のバーでいただいたものです。めっちゃ楽しかった!
7位月桂冠さんは、果月3本飲み比べと、それを生酒とブレンドしたのが面白かったです。

ちなみに飲んだ銘柄数は241銘柄。記録を取るようになった2018年9月から今日までに飲んだのは、702銘柄1782杯でした。

満足度の分布はこんな感じ

好き度分布
★4.5が去年より多くなっています。普段伺っているお店が良いお酒を揃えてくれているからですね。ありがとうございます。

 

それでは、372杯の中で最も美味しかった10杯の発表です。

今回も順位は付けてはいますが、それはお酒の優劣を表すものではありません。このレベルになると、どれも飛び抜けて素晴らしかった。どれも感動。凄いお酒ばかりです。また、複数本飲んでる銘柄でも、1銘柄につき1本のみ選出しています。
それでは5位から行ってみましょう!

 

【第5位:光栄菊(こうえいぎく) 神酒(みき)の海 MARE NECTARIS(マーレ・ネクタリス )

広島「(しゅ)学旅行」で行ったイベント・サケサミットでいただいたお酒。元テレビマンの日下社長にもお会いできました。シェリー樽貯蔵後に2年氷温熟成させた高級酒なんですが、豊潤でやさしくて複雑で凄かった。余談ですが、日本の小型月着陸実証機・SLIM(スリム)が、2024年1月19日深夜に、月の神酒の海の近くに着陸予定です。めっちゃ応援しています。

 

【第4位:楯野川(たてのかわ) 無我 ブルー 純米大吟醸

こちらも感動的に美味しかったし、瓶もめちゃくちゃカッコいい! あまりに凄かったので、お世話になっている方への誕生日プレゼントにしました。

 

【第3位:勝山(かつやま) (れい)

勝山さんの鴒は、メロンの甘味が豊かで美しくて、思い出すだけで恍惚となります。ちょっとお高いお酒ですが、手が出ない値段じゃないので、特別なときや大切な方へのプレゼントとしてはまた買いたいです。ちなみにこの子は、2023年ベスト写真の2位にも入りました。

 

【第2位:大嶺(おおみね) 3粒 無濾過生原酒 山田錦

はじめて飲んだ大嶺さんの黒瓶(無濾過生原酒)。もう異次元の美味しさ。突出したところはないバランスの良いお酒なんですが、味わいは桁が違います。しかもデザインもシンプルでカッコいい。こちらも、2023年ベスト写真の1位に選びました。

 

【第1位:天美(てんび) 純米吟醸

最後は、やっぱり天美さん。実は最後まで大嶺さんと迷いました。この白天を飲むまでは、今年は大嶺さんで決まりだと思ってた。
味わいは、上品でおだやかで、めちゃくちゃ美味しいけどインパクトがあるわけじゃありません。でも飲めば飲むほど感動する。そして決め手は、その幸せが飲んだ後もずっと続いていたことです。
もちろん、天美さんは4ヶ月連続のお米違い純米大吟醸も、桃天もとんでもなく美味しかった。でも、最後に心に残ったのがスタンダードな白天というのも天美さんらしいですね。
藤岡さん、たくさんの感動をありがとうございました。今後のご活躍を切に願っています。

 

6~10位は、
鳳凰美田ほうおうびでん 碧判あおばん 純米吟醸原酒 無濾過本生
十四代(じゅうよんだい) 吟撰 吟醸酒
わかむすめ 燕子花(かきつばた) 純米大吟醸 無濾過生原酒
花邑(はなむら) 純米大吟醸 山田錦
而今じこん) 特別純米 にごりざけ生
を選びました。
どれもほんと紙一重の素晴らしいお酒ばかりです。

 

というわけで、2023年の総まとめ&BEST10でした。
今年も、たくさん素晴らしいお酒をいただきました。このブログは、今日で開設から1254日目、これが1618本目の記事になります。来年も、楽しんでいただける記事を書いていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

そして、
お米を作られた農家の皆さん、
お酒を造られた酒蔵の皆さん、
それを届けてくれた流通・酒販店の皆さん、
そんなお酒や美味しい肴を用意してくれた飲食店の皆さん、
お酒を紹介してくださった皆さん、
そして、この文章を読んでいただいている皆さん、
今年一年、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

こるね

 

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