【小笹屋竹鶴 大和雄町 純米原酒】
燗映えの 見本のような 上昇幅




はじめましてのお酒、小笹屋竹鶴さん。広島県竹原市・竹鶴酒造さんのお酒です。
竹鶴酒造さんは、17世紀初頭の創業。裏の竹藪に鶴が巣を作ったこと瑞兆として、姓を「竹鶴」と改め屋号を「竹鶴屋」としたんだそう。その後、1733年に酒造業に参入されました。
そして、竹鶴酒造さんというと、日本のウィスキーの父にしてニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝さんの生家なんです。2014年9月スタートのNHK連続テレビ小説「マッサン」のモデルですね。政孝さんが幼かった頃の広島の酒造業界は、広島を灘・伏見と並ぶ酒処に押し上げた偉人・三浦仙三郎さんが軟水醸造法を開発した頃。政孝さんはその発展を目にしながら成長したんですね。
実は、このお酒はずっとこのお店にありました。熱燗用として常温保管されてたんです。でもちょっと手が出ていなかったんですね。なぜかというと、竹鶴さんはガツンとしたド辛口のイメージがあって、あんまり好みじゃなさそうだったんですよね。でも、飲まず嫌いは良くないので、この日を機会に注文しました。
まずは常温でいただきます。
香りはガツンと旨アルコール。
最初から、ガツンと味わい全部入り、旨甘酸苦アルコール。穀物の野太い旨甘、鋭い酸。くっきり苦味はアルコール由来。苦旨アルがぽわっとふくらみ、アル旨含み香ビリビリと。後味ずしんと苦旨味。
予想よりは甘味があって飲みやすかったです。でも、正直得意じゃありません。
ちなみに日本酒度は+12の大辛口。ひとつ前の千曲錦ぽわんが-20だったから、上昇幅が凄い!!
得意じゃなかったとは言え、このお酒は燗酒用。燗にしてもらいます。体感で60℃くらいの飛び切り燗でいただきます。
え????
なにこれめちゃくちゃ美味しい!! 上昇幅が凄い!!
苦味と旨味はやわらかくなって、甘味が開いて、ほんのり焼きみかんの酸が華やか。
こんなに変わるの初めて!!
これは圧倒的に燗酒推奨です。それも熱めが良い感じ。ぬる燗くらいまで冷めると苦味が出てきました。

アテは、引き続きの豚肉のトーチ醤炒め。旨味同士の相乗効果があるけど、それがやわらかで、お互いを引き立てあっています。
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のハラ・モトロ。タイガーモス号の機関士のじっちゃんです。最初は怖いけど、実はめっちゃパズーのことを気にかけてます。ラストシーンで、パズーとシータが乗った凧がドーラ一味と再会するとき、ほかのみんなが「シータだ!」って言ってる中、このじっちゃんだけが「小僧だ!」って叫んでるの大好き。
好き度:(常温)★★★→(飛び切り燗)★★★★☆
やっぱり上昇幅が凄い!!
じいさん(ハラ·モトロ)はドーラの旦那さんでは無くタイガーモス号のベテラン機関士でドーラの父親の代からいる空中海賊稼業のベテランらしいです。ラピュタの小説版にドーラのお父さんが亡くなった時に四散した部下の中で唯一残ったのがじいさんでドーラ一家を盛り立ててきたと記述ありましたァ😆👍 pic.twitter.com/5nRbqgZjT0
— TOMMY (@rx75guntanktom1) 2025年4月16日



【DATA】
蔵元:竹鶴酒造株式会社(広島県竹原市)
造り:純米 原酒
原料米:広島県三原市大和町酸 改良雄町
精米歩合:65%
アルコール度数:19% ・・・ 高い
日本酒度:+12 ・・・ 大辛口
酸度:2.5 ・・・ 強い
アミノ酸度:2.6 ・・・ 高い!
酵母:協会701号酵母
醸造年度:2024醸造年度
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