【不二正宗 純米吟醸 酒未来 生原酒】
華やかな 梨の甘酸 フルーティー




はじめましてのお酒、不二正宗さん。宮城県柴田郡村田町・大沼酒造店さんのお酒です。前に飲んだ「乾坤一」のお蔵さんですね。
大沼酒造店さんは正徳2年(1712年)創業。不二正宗というのは、当時から使っていた銘柄名です。その後、明治3年(1870年)に、初代宮城県知事・松平正直氏がお酒に感動し、「乾坤一」と名付けます。「乾」は天、「坤」は地を意味し、この世で一番のお酒になりますようにと「乾坤一」という銘を送ったのだとか。
不二正宗の銘柄は2022年、震災からの復興を機に復活。乾坤一とは別に、毎年異なるテーマで醸されるシリーズです。今回のお酒のテーマは「未来の不二」。十四代を醸す高木酒造の蔵元・先代の高木辰五郎さんが18年の歳月をかけて開発した酒造好適米・酒未来を使ったお酒です。
酒未来のお酒って、当たりが多い気がします。ただそれは、酒未来が優秀というだけではなく、酒未来を分けてもらったら本気で酒造りするしかないということもあると思うんですよね。
それでは、飲んでいきましょう。
上立ち香、ほんのりおだやか梨メロン。
口に含むとくっきりと、梨の甘酸フルーティー。続いてしっかりお米の旨味。甘味が華やかに踊り、それを旨苦がしっかり支える。
含み香、甘アルやさしくふわん。おだやかだけど気持ち良く。後味じんわり甘苦渋。じんわり出てきてふんわり消える。
うっまああああ。
味わいは、大きくはないんだけど、輪郭がはっきりしていて、存在感がある華やかさ。
そのままでもめちゃくちゃ美味しいし、適度な苦渋があるから、華やかフルーティーなのに食事にも合いそう。醤油よりは味噌系かな。

そこで、お酒に合わせて注文したアテは、米茄子の鶏味噌田楽。これだけでめっちゃ美味しいし、鶏味噌がお酒の旨味を立たせた上に華やかさもぽわわ。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の松崎良子さん。主人公・海ちゃんのお母さんです。華やかで、苦味も知っている優秀な美人さん。
好き度:★★★★☆
「コクリコ坂から」の風間くんと水沼くんのちょっとややこしい話 pic.twitter.com/Dx0BrZW1TX
— しでぼー (@fukuhara15) 2023年7月14日


【DATA】
蔵元:有限会社 大沼酒造店(宮城県柴田郡村田町)
造り:純米吟醸 生原酒
原料米:酒未来
精米歩合:50%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:-4 ・・・ 甘口
酸度:1.6 ・・・ 高め
製造年月:2025年3月
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