【幻酒 翁山 特別純米原酒】
しっかりと レトロ・シックな 旨アル酒
またまたはじめましての、謎のお酒です。調べてみてわかったのは、どうやら山形の尾花沢でしか手に入らないお酒らしいということ。検索してひっかかるのは、ふるさと納税関連のサイトばっかりです。ふるさと納税なら通販でも入手可能っぽい。そもそも名前だって「翁山」は「おきなさん」とふりがなが振ってあるけど、「幻酒」がどう読むのかすらわからないという状況です。「(企画)宮沢翁塾」って書いてあるけど、そもそも宮沢翁塾って何?
しかも、このラベルがやたら豪華なんですよね。刺繍ですよこれ。めっちゃコストかかってる。これを大吟醸じゃなくて特別純米で出してくるのが面白い。
うがった見方をするなら、ふるさと納税で値段を上げるために、ガワを豪華にしてるんじゃないかって思っちゃいます。
まあとはいえ、中身を造っているのは秀鳳さんだから間違いはないでしょう。飲んでいきたいと思います。
香りは、ほんのりお米の旨甘とわずかな酸と爽やかアルコール感。フルーティーじゃない方向の爽やかですね。10代の爽やかさじゃなくて、50代のおじさまの爽やかさ。
口に含むと、ほんのり甘旨アルコール。そこから旨アルぽわわわわん。
香りには酸があるけど、味わいにはほとんど酸を感じません。最後にちょっと顔を出すくらい。
全然モダンじゃない、きれいな旨アルしっかりの、かなりレトロ・シックな感じです。
美味しい!
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の小野寺さん。海ちゃんと風間君のお父さんの親友で、外航船の船長さん。船長だけあって、背筋のピッと伸びたカッコいい大人です。
満足度:★★★★
必要な情報だけ簡潔に伝えて15分で去る小野寺さん #NTV #コクリコ坂から #金曜ロードショー pic.twitter.com/OD7bTqDEhe
— きしめんバリトゥード (@kishimenV) 2020年8月21日
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