こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

屠蘇酒 > 牛鬼(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

屠蘇酒(とそしゅ)

とろ甘から はっきりシナモン 漢方感

屠蘇酒

屠蘇酒
屠蘇酒
屠蘇酒

あけましておめでとうございます。
(酒造年度的に)

昨日7月1日は新年。新年と言えばお屠蘇。というわけで、屠蘇酒を飲みました。

ですが、まずは酒造年度の説明もしなきゃですね。
酒造年度(醸造年度)とは、日本の酒造りの1年の区切り方(年度)で、毎年7月1日~6月30日の期間のことです。今年2025年であれば、2025BY(Brewery Year)や25BYと書いたりもします。和歴で令和7BY=R7BYという表記もしますね。
詳しくは3年前に作った酒造年度早見表をどうぞ。酒造年度と普通の暦年を1984年から2027年まで一覧表にしています。和暦西暦の両方に対応。古酒を飲むときにも便利ですよ。僕ももうH27BYって何年前だっけってなってますもん。


ともかく、酒造りの世界では7月1日が新年なんです。

今回いただくのは、茨城県かすみがうら市陶陶酒本舗さんの屠蘇酒。
陶陶酒本舗さんは、健康酒である陶陶酒や梅酒デルカップ・赤まむし粉末・滋養強壮系サプリなどを作っている会社。一部界隈では有名なジャパンスネークセンターの運営も陶陶酒本舗さんです。公式サイトの営業目的を見ると、「医薬品の製造販売並びに酒類の販売」など普通の項目と並んで「薬用動物の飼育及び薬用植物の栽培並びにその改良研究」「動植物の蒸焼及び黒焼の製造販売・粉砕加工」なんて書いてます。

屠蘇酒も、陶陶酒と同じように健康酒の一環なんですね。
そもそもお屠蘇というのは、お正月に無病息災を願って飲む、薬草を漬け込んだお酒のこと。現代では日本酒をそのままお屠蘇とすることも多いですね。でも本来は屠蘇散という生薬を配合したものを漬け込むのが正式です。とは言え、僕の実家もお屠蘇は普通の日本酒でしたし、ちゃんとしたお屠蘇を飲むのは初めてです。

今回の屠蘇酒の原材料は、醸造アルコール・果糖ブドウ糖液糖・ミカン皮・ケイヒ・サンショウ・ウイキョウクローブハマボウフウ・キキョウ・増粘安定剤となっています。どんなお酒なのか、全く想像がつきません。楽しみ♪

それでは飲んでいきましょう。

色はきれいな濃い(だいだい)。まあ、明らかに日本酒の色じゃないですね。かなり濃く漬かってそうです。

上立ち香、くっきり複雑、漢方感。はっきりシナモンを中心にいろんな香りが複雑に入り組んでいます。

口当たり、するとろ甘味が意外にやさしく。香りのわりに飲みやすい。その甘味がふんわり広がり、酸苦旨も出てくるけれど、味と風味の中心は、シナモンと陳皮と丁子。あとこのスパイシーさは、山椒ですね。でもわかるのはこれくらい。他にも明らかにいろいろ入ってます。原材料表記で言うと、ケイヒ=桂皮がシナモンで、ミカン皮を乾燥させたものが陳皮。丁子はクローブです。

明らかに日本酒ではない漢方薬っぽいお酒。葛根湯とか当帰芍薬散みたいな複雑な風味があります。そして飲み終わる頃から、日本酒には絶対にない辛味がじわり。
日本酒の辛口って、味覚としての辛味ではなく、甘くないこととか、アルコールの刺激とか、ビリビリ舌に残る感じとかいろいろなことを表すのに使う言葉です。でもこれはちゃんと辛味。山椒の辛味ですね。

クセはあるけど美味しい。これ好きです。
ただ、参考までに言うと、僕はドクターペッパーとかルートビアとかチェリーコークとかガラナとかも好きなので、そのあたりがダメな人には向かないかもしれません。そんな感じの美味しさ。
まあ、お屠蘇は縁起物だからそんなこと関係ないんですけどね。

ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の牛鬼。明らかに人間じゃない。でもどこか滑稽でかわいらしさがあります。

好き度:★★★★☆

屠蘇酒

屠蘇酒
屠蘇酒

【DATA】
蔵元:株式会社 陶陶酒本舗(茨城県かすみがうら市)
造り:リキュール
アルコール度数:12% ・・・ 低い
原材料:醸造アルコール・果糖ブドウ糖液糖・ミカン皮・ケイヒ・サンショウ・ウイキョウクローブハマボウフウ・キキョウ・増粘安定剤

 

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