こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

天明 > 風間俊君(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

天明てんめい KitakataYamada 東京精米 Version】

爽やかで 上品ドライな うすにごり

天明

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こないだ「ハニー天明」を飲んだ天明さん。福島県会津坂下町・曙酒造さんのお酒です。
こちらのお酒は、よくわからない名前がついていますね。
元々は、東京のとあるお米屋さんの「酒米は、なぜ削るのか?」「削る必要は本当にあるのか?」という疑問に端を発しているそう。そのお米屋さんは、精米するお米の圃場には必ず訪れ、様々な分析をして、特注の精米機で磨き上げているんだとか。
曙酒造さんはその疑問に応えるため、喜多方産の山田錦を東京のそのお米屋さんに運んで精米してもらいます。それを醸したのが今回のお酒。そんなわけで、精米歩合85%の低精白です。
なかなか挑戦的ですね。どんなお酒に仕上げってるんでしょう? それでは、いただきます。

色は透明感のある乳白色。うすにごりですね。
香りは麹の米旨乳酸。お! これはもう美味しいの確定。

口当たり、ピリピリシュワっと強炭酸。乳酸レモンのおだやか酸。米甘旨苦ふわっと出てきて、甘味は引いて、旨苦じわん。
後味は、わずかな旨苦を残してスパッと切れて、米旨含み香ふわっと広がる。
おおお! めちゃくちゃ美味しい!!

爽やかで、ほんのりドライで上品な、カッコいいうすにごり。低精白なのは、言われないとわからないですね。


アテは、スペアリブ。味付けは見た目より上品で、その分、肉の旨味がじわわ。それに反応してお酒の米旨味もほわあ。うまあああ。

ジブリで例えると「コクリコ坂から」の風間君。爽やかでカッコよくて行動力もあるイケメンです。

好き度:★★★★☆

天明

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【DATA】
蔵元:曙酒造(福島県河沼郡会津坂下町)
造り:純米 無濾過生原酒
原料米:福島県喜多方産 山田錦
精米歩合:85%
アルコール度数:13% ・・・ 低い
日本酒度:+7 ・・・ 辛口
酸度:1.8 ・・・ 高い
アミノ酸度:1.0 ・・・ 低い
酵母:うつくしま煌酵母
製造年月:2024年4月

 

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