【麗人 松茸酒】
辛口と ほんのかすかに 松茸感?




この日、お店の冷蔵庫の中でいちばん異彩を放っていたお酒、松茸酒です。なにこれ?
こちらは、長野県諏訪市・麗人酒造さんのお酒にスライスした松茸を漬け込んだもの。麗人さんは3年ぶりですね。前に飲んだのはレトロなラベルのおだやか日常酒でした。
余談ですが、このブログの右上の検索窓で「麗人」を検索すると、高麗人参もひっかかります。確かに麗人入ってるわww
飲もうかどうか迷ってたんですが、隣のお客さんが飲んで、もう無くなりそうだったから僕も注文しました。そしたらちょうど最後の1杯で、残った松茸はちょうどその場にいたお客さん全員に1枚ずつおすそわけ。松茸なんて数年ぶりです。
でもまずは、お酒を味わいましょう。
上立ち香、ごくごくわずかに松茸の香りがあるようなないような。・・・微妙ですね。
口に含むとすっきりと、ほのかな甘味と米旨じわり。ラベルに書いてはないけれど、元のお酒はアル添っぽいですね。しっかり辛口で、最後にわずかな蜜甘が出るけど、ビリビリアルコールでズバっと切ります。その後でほんのかすかに松茸感、、、が、ある? うん、やっぱり微妙です。
ただ、普通に辛口のお酒として美味しいです。和食全般合わせやすそう。
そしてこれも、温度を上げた方が良さげ。手で包んで常温まで温めます。そしたら、香りにおだやか蜜甘と、お米の旨さと松茸ふわり。やっぱり温めるのが正解ですね。少なかったから燗にはできなかったけど、燗が合いそう。
味わいは、温めると甘味がなくなって辛口感が増しました。アタックはやわらかくなってるのに、面白い。

合わせたアテは「だしまかず」。スキレットに出汁と玉子を入れて火にかけた、出汁巻かない玉子です。ここに先ほどの松茸を乗せました。でもこの松茸、お酒にエキスを吸われて、食感だけ。味も香りもほとんどありません。でもなんか松茸ってだけで嬉しいですね。そして出汁巻かない玉子はめっちゃ美味しいしお酒に合う!
ジブリで例えると「君たちはどう生きるか」のキリコさん。中盤の海の世界で主人公・眞人を助けてくれる、力強い女性です。ちょっとぶっきらぼうだけどちゃんとやさしさもありますね。
鈴木敏夫プロデューサーによると、キリコのモデルは、長年ジブリの色彩設計を支えていた故・保田道世さんだそうです。宮崎駿監督も全く頭が上がらない強い女性だったそう。
好き度:★★★★
君たちはどう生きるか ゴジラ-1.0
— ながせみ (@fnY788ryZGHdtno) 2024年3月11日
スゴい事になったね。また観に行こう(キリコ推し) pic.twitter.com/7KcXnkqJXi



【DATA】
蔵元:麗人酒造株式会社(長野県諏訪市)
造り:リキュール
原材料:清酒(国産)、松茸
アルコール度数:14% ・・・ 低め
製造年月:2025年8月
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