【新政 茜孔雀】
新政飲み比べの続きです。
こちらの茜孔雀は貴醸酒。仕込み水の代わりにお酒を使って仕込んだものです。貴醸酒は基本的にかなり甘口。デザート酒として大好きです。
口に含むと、新政らしい甘味と酸味。普通の新政に似てるなと思った次の瞬間、濃厚な甘味が爆発します。さすが貴醸酒。日本酒度はマイナス13.3もあるのでかなり甘いです。でもその甘味はべたっとしたものではなく、蜂蜜で漬けた梅を思わせる自然で嫌らしくない甘味。その甘みの奥から度数14.1%とは思えないアルコール感が、気持ちよく吹き抜けていきます。後味もすっきり。
このお酒、精米歩合90%なんですよね。なのにこんなに綺麗。すごいなあ。
ジブリで例えると「カリオストロの城」の峰不二子。甘い蜜に引き寄せられたら火傷しそう。気が強く、したたかです。でもやっぱり美味しくて飲んじゃう。ただ、魔性の女っぽいとは言え、やっぱりカリオストロの不二子ちゃん。ルパン三世の他の作品よりは毒は少なめです。
カリオストロはジブリじゃないというのは大目に見てください。ちなみに先日映画館にナウシカ見に行ったら、 ナウシカもジブリじゃないのに、冒頭にジブリマークが出てました。しかももちろんナウシカの公開時には影も形もなかったトトロのマークのロゴ。今回の再上映のために編集したんでしょうかね。
満足度:★★★★☆
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— アニメ「ルパン三世」公式 (@lupin_anime) 2018年1月18日
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