【黒龍 貴醸酒】
酒屋さんでたまたま見つけ、気になって買ってきました。黒龍と言えば、すっきり淡麗、北陸のお酒の代表格。貴醸酒は基本的に超甘口。黒龍も貴醸酒も好きなんですが、それがどう結び付くのか想像つきません。
香りは、黒砂糖のような甘さを期待させる香りとともに、ナッツやアルコール感もあります。
口に含むと、まずはカラメルのような甘さと苦さ。意外に酸味もあって、極甘というだけではないですね。その後、旨味からの苦味で切れていく感じは、黒龍っぽいような気がしないでもないです。でも、旨味も苦味もなかなか濃いから、全体としては、あたり前ですけど普通の黒龍とは全く違いますね。むしろ、黒松剣菱をがっつり甘くしたみたいな味わい。
飲みながらラベルを見てびっくりしました。これ、アルコール12度しかないんですね。もっと度数高そうな感じがします。
やっぱり貴醸酒なので、食事には合わせにくそう。基本はデザート酒ですね。ただ、濃いめのチーズやカルパスとは相性良さそう。バニラアイスにもいけるかな?
ひとつ難点を挙げるなら、キャップが再封できないこと。150mlとは言え、貴醸酒はたくさん飲むものではないので、普通のスクリューキャップにしてほしいです。味がとても濃いので、正直、後半は辛かった。
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の銭婆。甘いように見えてクセは強いです。考えていることも読めません。登場シーンでは優しいけど、ハクをズタボロにしたのは銭婆ですしね。そして、なんのために出てきたのかいまいちわからない。うーん。
満足度:★★★
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