こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]黒龍 貴醸酒 >銭婆(千と千尋の神隠し)

黒龍 貴醸酒

 

黒龍

酒屋さんでたまたま見つけ、気になって買ってきました。黒龍と言えば、すっきり淡麗、北陸のお酒の代表格。貴醸酒は基本的に超甘口。黒龍も貴醸酒も好きなんですが、それがどう結び付くのか想像つきません。

香りは、黒砂糖のような甘さを期待させる香りとともに、ナッツやアルコール感もあります。

口に含むと、まずはカラメルのような甘さと苦さ。意外に酸味もあって、極甘というだけではないですね。その後、旨味からの苦味で切れていく感じは、黒龍っぽいような気がしないでもないです。でも、旨味も苦味もなかなか濃いから、全体としては、あたり前ですけど普通の黒龍とは全く違いますね。むしろ、黒松剣菱をがっつり甘くしたみたいな味わい。

飲みながらラベルを見てびっくりしました。これ、アルコール12度しかないんですね。もっと度数高そうな感じがします。

やっぱり貴醸酒なので、食事には合わせにくそう。基本はデザート酒ですね。ただ、濃いめのチーズやカルパスとは相性良さそう。バニラアイスにもいけるかな?

ひとつ難点を挙げるなら、キャップが再封できないこと。150mlとは言え、貴醸酒はたくさん飲むものではないので、普通のスクリューキャップにしてほしいです。味がとても濃いので、正直、後半は辛かった。

ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の銭婆。甘いように見えてクセは強いです。考えていることも読めません。登場シーンでは優しいけど、ハクをズタボロにしたのは銭婆ですしね。そして、なんのために出てきたのかいまいちわからない。うーん。

満足度:★★★

 

銭婆©スタジオジブリ

http://www.ghibli.jp/works/chihiro/#frame

ジブリの公式サイトで、常識の範囲で自由に使える画像が公開されました。嬉しい!

 

黒龍

 

 

 ブログランキング・にほんブログ村へ←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。