【AKABU Natsu Kasumi】(あかぶ なつかすみ)
甘うっま!!! 豊かな甘さと 酸味がぼわん
岩手・赤武の夏酒です。赤武、大好きなんですが、よく行くお店で置いてることがあんまりなくて、飲む機会が少ないんですよね。今回、ちょうどオンライン飲み会があったので、これ1本買って参戦です。
見た目うすにごりで、澱がいっぱい浮いてます。
香りは、おりがらみらしいお米の甘旨。そして乳酸飲料感。これはもう、香りだけで優勝です。間違いない。
口に含むと、お米の豊かな甘さと優しい乳酸の酸味がぼわん。うっっま!!!!
甘旨は少し引っこみつつ、奥から旨味がじゅわっ。余韻は甘旨が幸せに残って、その後きれいに消えていきます。
最初は結構冷えてたけど、飲み会が続くうちに常温になりました。でもその間ずっと美味しい。温度が上がるとちょと香りにオイリーな感じが入るかな。でも全然問題なし。苦味も出てくるけど、それもまた美味しい。
2日目は冷酒から始めて、ロックにもしてみました。そしたら、するっと爽やか。甘味がちょっとおとなしくなったかと思ったら、余韻の甘味はかえって華やかになった感じ。飲み込んだ後に豊かで柔らかな甘味が口の中にふわあぁぁっと広がって至福です。
変則だけど、燗にもしてみました。ちょっと酸の香りが鼻に付くけど、これも面白い。酸味が強いホットカルピスみたい。ぬる燗くらいが楽しいです。本命は冷酒かロックだけど、大穴狙ってみるのも一興。お店で飲むなら冷酒だけど、四合瓶か一升瓶を買った人は試してみるのも面白いです。
ジブリで例えると「ハウルの動く城」の、終盤のソフィー。もう完全に自分の気持ちに素直になって、自信を持って甘々。ちょっと酸味や苦味があっても、それすら甘いと思わせます。
満足度:★★★★★
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