こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]千代菊 > タエ子の父(おもひでぽろぽろ)

千代菊ちよぎく 特別本醸造

滑らかで 旨じわドカンな レトロ酒

千代菊

千代菊

1合瓶の「蔵べる」シリーズ7本目、岐阜・千代菊(株)さんの特別本醸造です。

香りは蜜・穀物の甘さと旨さ。これはレトロな予感。
口当たりは意外に滑らかですね。軽い乳酸を伴ってするっと入ってきます。
でも、後半からレトロな穀物甘旨がぐいぐい広がり、途中から苦味えぐ味も加わって口の中を蹂躙します。飲み下す感覚はとても滑らかでひっかかりも全然ないのに、口に残る余韻はビリビリずっと続く。

これは食中酒ですね。和食の煮物なんかは相性良さそう。でも残念ながら今日の晩ごはんはカレーでした。さすがに合わせにくい。

公式サイトを見てみるとスペックや合う料理がちゃんと載ってます。こういうの、やっぱり嬉しいですね。
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通。でも、アルコールの嫌な刺激がないのは上手です。
日本酒度:+2 ・・・ まん中くらい。体感でもこれくらいです。
酸度:1.0 ・・・ 低いですね。体感だともっと高い気がします。
アミノ酸度:1.3 ・・・ これも予想より低いです。もっと旨味ガツンな印象。
合う料理には、お寿司も書いてありました。うん、確かに酢飯との相性良さそう。酸度低い分、酢を合わせるのはアリ。お寿司の中でも、コハダなどのひかりものが美味しそうです。

ジブリで例えると「おもひでぽろぽろ」のタエ子のお父さん。昭和の厳格なお父さんで、融通きかなそう。晩酌が似合う感じで、洋食のイメージじゃない。

満足度:★★★☆
今回はできなかったけど、アテを選べばもっと美味しくなるポテンシャルは充分に秘めてそうです。

千代菊


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