【賀茂鶴 本醸造 上等酒】
ほの甘酸 すっきりしっかり 旨辛酒
1合瓶の「蔵べる」シリーズ10本目。ちょっと気になっていた広島の賀茂鶴さんです。賀茂鶴さんって、スーパーでよく見かけるんですよね。大手なのかな?
調べてみたら、やっぱり大手っぽいですね。従業員数は平常時/約80名、酒造時/約110名だそうです。季節によってこんなに変わるのが面白いですね。酒蔵ならでは。日本三大酒処のひとつ、広島・西条の老舗酒蔵さんです。
今回も常温からスタートします。
香りは、蜜の甘さと穀物感。やっぱりレトロなんですが、その中にアルコールのすっきりさも含まれています。本醸造なので、そのあたりに期待ですね。
口に含むと、まずはお米の甘さと控えめに乳酸の酸味。予想していたより甘さがはっきりしていますね。と思った次の瞬間、旨辛さがグワッ!!! そしてズバッと切れて、余韻がわずかに舌にビリビリ。やっぱり辛口です。
さて、ここから冷やしていきましょう。
温度が下がるにしたがって、だんだんきれいになってきました。
雪冷え(5℃)くらいまで冷やすと、かなり洗練されます。香りから穀物感が消えてすっきり。
口当たりの、お米の甘さと控えめ酸味は常温と同じ。でもそこから先、旨味と苦味の広がりが上品です。そして最後は力強くズバッ。味わいもアルコール感もしっかりしています。これは冷やした方が美味しい!
そしてやっぱり食中酒ですね。アテに用意したはんぺんに合わせたら、アテとお酒が旨味を引き立てあって幸せでした。
公式サイトによると、スペックは、
アルコール度数:15~16% ・・・ 良い意味でしっかりアルコール感があります。蔵べるシリーズの中では高い方ですね。
精米歩合:65% ・・・ 雑味は少なく旨味はしっかり。良いバランスです。
日本酒度:+1.5 ・・・ 思ったより低いですね。全体の印象は辛口なんだけど、確かに最初に糖分らしい甘さを感じます。
酸度:1.3 ・・・ ちょっと低め。酸を前面に出すタイプじゃないですね。
アミノ酸度:1.3 ・・・ 思ったより低め。でも確かに雑味は少ない。
ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のユパ様。優しくて風の谷のみんなに慕われてるけど、剣の腕は辺境一。カッコいい。髪型はどうなってるのか謎ですけど。
満足度:★★★★
\あの男、ユパです/
— イス (@ladyinthechair) 2020年6月27日
そしてナウシカといえばユパ様…♡最高にかっこいい…帽子を脱いだときの髪型が予想外でまた素敵💘🥺
観るたび恋する💘 pic.twitter.com/r1FL2NnWKJ
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