【蓬莱 おんざろっく 夏のにごり酒】
ロック向き とろとろ甘々 にごり酒
お久しぶりの大好きな蓬莱さん。このお酒、最近僕のタイムラインの広告によく出てくるから、気になってたんです。マイクロターゲティング広告、怖いなあ。僕が蓬莱を好きなの、Facebook社にはバレバレです。で、ついに買ってきました、久しぶりの四合瓶。
広告に負けたわけじゃないんだからね! 飲みたかっただけなんだからね!
まずは常温ストレートで味見をしてみましょうか。
色は濃い白。澱がたっぷりで、グラスを手に持っただけでも明らかに普段のお酒や水とは違う重さを感じます。
香りは甘酒。でもその奥に、ライチのほのかなフルーティーさと、爽やかなミネラルを感じます。
口当たりはとろっとろ。すんごい密度です。そして、濃厚なお米の甘味と乳酸がぶわっ。アルコール感も結構ありますね。めっちゃ濃いのに、酸味でズバッと切れて後味はすっきりです。とは言え、さすがにこのままじゃちょっと濃すぎるかな。
次は本命のロック。
ロックにすると、甘味が少し減って、その分だけ乳酸の酸味が目立つようになります。すっきり爽やか。おお、美味しい! アルコール感も減って、めちゃくちゃ飲みやすい。キレも良くて飲み飽きないから、いつの間にか飲みすぎちゃうやつです。危険!
飲み終わった後のグラスにしっかり残る澱の跡が良いですね。
ソーダ割りにもしてみましたが、これも美味しい。ごくごく飲めます。公式サイトによると「ラムネ割りも最高に旨い」んだそうです。確かにめっちゃ美味しそう。
スペックは、
アルコール度数:15% ・・・ ストレートだとはっきり感じるけど、ロックにすると全く気にならなくなります。危険!
精米歩合:68% ・・・ 甘味と酸味が目立つけど、お米の旨味もしっかりありますね。
日本酒度:マイナス15 ・・・ 超甘口。でもロックにするととてもすっきりした甘さになります。
酸度:1.6 ・・・ 普通くらい。もっと高いかと思ってたけど、意外に普通です。
ジブリ例えると「ハウルの動く城」のソフィー。後半のソフィーですね。爽やかさもありつつ甘々とろとろです。ただ、ハウルの童貞を奪った荒れ地の魔女を、自分たちの城にずっと置いてハウルとの仲を見せつけるあたり、ちょっとドロドロしたものも感じますね。しかも、年老いて力を奪われた姿のまんまで。
満足度:★★★★
ソフィー『おばあちゃん恋をしたことあるの?』
— キャッスル (@castle_gtm) 2021年4月2日
荒地の魔女『そりゃあしたねえ。今もしてるよ(ハウルに)。』#ハウルの動く城 pic.twitter.com/BpCAjgVT3X
関連記事: