【大倉 純米生酒 夏うらら】
熟成酒? 円熟苦甘 ズドドドド
お久しぶりな、奈良の大倉さん。前に飲んだのはコンセプト ワーカーズ セレクションという超濃厚甘酸変態酒でした。年始にいただいた金鼓も大倉さんですね。こちらはどんなのかな? 一目瞭然な黄色い色に、よく見るとイラスト入りのラベル 。ただものではなさそうです。夏うららって名前も面白いですね。春うららならよく聞くけど。
香りは甘苦熟成感がふわぁ。これは美味しそう。
口に含むと、円熟の苦甘さがズドドドド。その味わいが最後まで続いて、含み香になって飛んでいきます。美味い!
この甘味、「甘酒四段」という造り方をしているそうです。通常の日本酒は三段仕込。それにさらにもう一段増やすことで、甘めのお酒になりやすいんです。しかもその四段目に、お湯で仕込んだ甘酒を加えたんだとか。麹由来の複雑な味わいが、特に後味に出るんだそう。確かに複雑な甘さがめっちゃ出てる。
ただ、今回飲んだお酒はちょっと特別かもしれません。これ、コロナの関係で、開栓してから結構な時間が経ってそうなんですよね。いくつかレビューを見た感じ、僕の印象といろいろ違っていました。上手い具合に熟成しちゃったのかも。そうなると開けたても気になります。でも、この熟成感はこれで、めっちゃ美味しかった。大好き!
ジブリで例えると「紅の豚」のおばあちゃんズ。年はとってるけど、楽しそうでかわいい。ポルコのこと、ポルチェリーノ(子豚ちゃん)って呼ぶのも良いです。ラベルのお姉ちゃんにはちょっと申し訳ないですけどね。
満足度:★★★★☆
#こんなジブリパークは嫌だ
— いぬかい (@puutasaninuka) 2017年6月1日
紅の豚コーナーのキャストのおばあちゃん三人衆が1人で来たお客さんには孫が帰って来たみたいに迎えてくれる
ばあちゃんまだお迎えが来てなかったのってお客さんが言うハメになる pic.twitter.com/jo7TtS0iwH
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