【開春 夏の宵】
クラシックな 酸苦さわやか 夏辛口




だいぶお久しぶりの開春さん。島根県大田市温泉津町・若林酒造さんのお酒です。
銘柄名「開春」の由来は、中国の4~5世紀に活躍した詩人・陶淵明の詩の1節から。陶淵明は、作品の約半数に酒のことが詠われているほどの酒飲み詩人。「及時當勉励 歳月不待人」(時に及びてはまさに勉励すべし 歳月は人を待たず)という詩では、一見すると「勉強しろよ」って言ってるように見えますが、全文を読むと「楽しめる時には酒を飲んで精一杯楽しもう。歳月は人を待っていてはくれないのだから」という意味になります。心に響きますね。
それでは陶淵明先生の教えに従って、楽しんで飲んでいきましょう。
色はわずかに澱がからんだうすうすにごり。
香りはごくおだやかにお米の旨さとかすかな酸。
口当たり、するりやわらか酸ぽわん。レモンような酸と苦味がぽわっとふくらみますが、それがなぜかフルーティーじゃなくてクラシックな印象です。そして、後味にやさしい苦酸を残してすっと消えていく。クラシックな辛口夏酒ですね。暑い日にすっと飲めて爽やかで、美味しい。

アテで合ったのは、付け合わせで少しだけ付いていたゼンマイ。少し濃いめに煮付けてあって、その塩味がお酒の爽やかさを際立たせます。
ジブリで例えると「アーヤと魔女」のトーマス。ベラ・ヤーガの使い魔の黒猫です。しなやかで爽やかだけど甘くはない優秀な猫。
好き度:★★★★
アーヤと魔女、面白いな
— \(GÅO)/🦘(がお) (@ochuceratops) 2021年1月1日
黒猫のトーマス可愛すぎる
うちのも使い魔なのかしらん pic.twitter.com/7EyadqBl0Y



【DATA】
蔵元:若林酒造有限会社(島根県大田市)
造り:純米 生酒
原料米:島根県産 つや姫
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+5 ・・・ 辛口
酸度:2.1 ・・・ 高い
アミノ酸度:1.2 ・・・ 低め
酵母:島根K-1
上槽年月:2025年4月
出荷年月:2025年7月
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