【オズボーン・クリームシェリー】
甘さ中心の古酒みたいな旨さと深み
いつものお店で、シェリー酒が置いてあるということで、いただきました。
シェリーって、名前はたまに聞くけどあんまりよく飲まれるお酒じゃないですよね。僕も以前は洋酒ばっかり飲んでましたが、シェリーの経験は少ないです。スペインのアンダルシア地方で作られる、蒸留酒を添加してつくられたワイン。作り方が日本酒で言うと貴醸酒みたいですね。
色は濃いですね。前に飲んだのは白ワインみたいな色だったので、こういう色は初めてです。
香りは時代感を感じる甘さと酸味。日本酒の熟成酒に近い感じもしますが、それ以外にドライフルーツや、ちょっとスパイシーさもあって深いです。
口に含むとブドウの酸味と黒糖の甘味が豊か。甘口のワインに、豊かな風味が加わっています。そして切れが良い。美味しい!
ジブリで例えると、「崖の上のポニョ」のグランマンマーレ。ポニョのお母さんで、美しく偉大な海の女王。前に登場したのは鳳凰美田の杏酒でしたが、確かにこのお酒と共通するところはありますね。
鳳凰美田のときも書きましたが、グランマンマーレの正体はチョウチンアンコウの人魚です。人の形をしている部分がアンコウの疑似餌。
チョウチンアンコウの生殖方法は独特で、まずメスの1/10ほどしかない小さなオスがメスに噛みつきます。すると皮膚が融合し、血管がつながり、オスは最終的にメスの身体に吸収されて完全に同化してしまいます。宮崎駿監督の企画書によると、フジモトはグランマンマーレのたくさんの夫のうちのひとりらしいのですが、他の夫は出てきません。ということは既に…。そして、いずれフジモトも…。
満足度:★★★★☆
グランマンマーレ=巨大アンコウかも?設定知ってましたか?
— くらげのすけ (@harumsmontype) 2019年9月6日
これ知った時、やはり宮崎駿は天才だと思った
発光部分が人型なんですよね。
ポニョがお母さんは怖いんだと凄んでたのも納得#崖の上のポニョ pic.twitter.com/t2RfI1XFuY
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