こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

百十郎 > ツンデレお嬢様

【百十郎 くだもの レモン&白ぶどう】(ひゃくじゅうろう)

酸くっきり 余韻の甘味に 騙される?

百十郎

なんというか、すごく具体的なデザインですね。あまりに日本酒っぽくなくて、棚に並んでたのに気づかずスルーするところでした。
このお酒も、こないだ飲んだ「萩の鶴 R40」と同じ「コンセプト ワーカーズ セレクション」というシリーズのお酒です。このシリーズは、広島の酒販店・酒商山田さんプロデュースによる「頭ではなく感性でお酒を楽しむ」をコンセプトにしたシリーズ。その中にさらに果物シリーズがあるみたいです。
今回のやつの他にも、パインりんご・ぷしゅっと苺みるく・爽快りんご!・ばななラムネソーダ・完熟ももいちご・ももりんご など気になるのがいっぱい。

そして今回のレモン&白ぶどうは、百十郎さんのお酒です。百十郎と言えば、歌舞伎のくま取りのラベルが印象的なんですが、これはまた全然違いますね。初めましてなんですが、初めてがいきなりこんな変化球。

香りはフルーティーな酸味。レモンの柑橘感や白ぶどうもありますが、他にもりんごやキウイ等いろいろフルーツミックスな感じ。
口に含むと、絵にひっぱられてる気もしますが、ラベルの通りのレモンと白ぶどうの酸味がくっきり。正直、得意なタイプじゃないんです。でもなぜかこれが美味しい!
甘味も旨味もほとんどありません。純粋に酸味。かと思ったら、飲み込んだ後の余韻にかすかに甘旨苦がふわりと優しい。ツンツンしてるのに、この余韻に騙されてるんですかね?

ジブリで例えると、、、無理です。こんなわかりやすいツンデレお嬢様はジブリにはいません。お昼休みに「べ、べ、別にあんたのために作ったわけじゃないんだからねっ!」なんて言いながら、顔まっ赤にして、絆創膏巻いた指でお弁当差し出してきそう。
正直、好みのタイプじゃない。でもなぜか気になる。ドキドキ。この気持ちはもしかして、、、

満足度:★★★★

百十郎


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