［ジブリ酒］黒牛＞ポルコ(紅の豚)

【黒牛（くろうし）純米酒】

流行はどこ吹く風な食中酒

和歌山・名出酒造店の黒牛さんのカップ酒です。和歌山の日本酒ランキングで3位(SAKETIME・3/9現在)に付けている人気銘柄ですね。黒牛さんは初めて。でも名手酒造さんのお酒は、前に酒販店PBの「お洒落」という銘柄を飲みました。美味しかったなあ。何がおしゃれなのかは全くわからなかったけどwww 今回も期待です♪

色は、けっこう黄色いですね。飲んだのが1月で、製造年月が直前の12月だから、時間は経ってなさそうです。買ったのは温度管理をしっかりしている酒屋さんですしね。少し落ち着かせてから瓶詰め(カップ詰め？)してるのかな？

香りは、お米の甘旨アルコール。クラシックな感じですね。流行のフルーティーとは対極にあるけど、これがまた美味しそう。

口に含むと、レトロなしっかり旨味と、ほんのり甘味がぽわん。うんまーーい！
和食全般に合いそうな旨口酒ですね。渋カッコよくて、でもとっつきやすいです。

スペックは、
造り：純米
原料米：麹米･山田錦、掛米･酒造好適米
精米歩合：麹米50％、掛米60％･･･お、けっこう磨いてますね
アルコール度数：15.6% ･･･普通
日本酒度：+4.0 ･･･ちょい辛口。
酸度：1.6 ･･･高め
アミノ酸度：1.5 ･･･純米酒の平均くらい
酵母：協会901号

公式サイトにしっかりスペック書いてあったのは嬉しいです。特徴は「米の旨味を引き出した幅のある味わい。旨口の食中酒タイプ」とのこと。わかりやすい。まさにそんな感じでした。

ジブリで例えると「紅の豚」の主人公・ポルコ。黒い牛じゃなくて紅い豚ですが、渋くてカッコいいです。そして優しい。流行なんて気にせず、我が道を行く。カッコイイとは、こういうことさ。まあ、当時の流行って、ファシズムのことなんですけどね。

満足度：★★★★

京大卒業式のコスプレは有名だが、私が感動したコスプレがひとつだけある。弊研究室第一期生が「紅の豚」のポルコに扮したところ偶然テレビの取材を受けた。名セリフ「飛ばねえ豚はただの豚だ」と言い放った後「就職は？」と聞かれたときの答えが「パイロットです」だった。就職先は航空自衛隊だった。 pic.twitter.com/9ypGRJWkSm
— 加納学：自転車で全都道府県へ (@Dr_Kano) 2022年3月5日