【無風 純米酒 別拵 】
力強い 甘旨ズドン クラシック
はじめましてのお酒、岐阜県養老郡養老町・玉泉堂酒造の無風さんです。読めない! 無風さんははじめてなんですが、玉泉堂酒造は去年、別ブランドの醴泉さんをいただいてますね。
正直言うとこのお酒、全く飲む気なかったんです。というのもそもそも僕、ムカデって嫌いなんですよね。写真を触るのも嫌。この感覚はホモサピエンスの本能に刷り込まれたものなので、ムカデが好きっていう人はかなり少数派だと思います。公式ページを見ても、「ムカデは嫌われ者の毒虫です」ってしっかり書いてますしね。
なのになんでこのお酒を注文したかというと、このお店で毎回お会いする常連さんが美味しいって言ったから。この人に言われちゃしょうがねぇな。せっかくだからしっかり味わいましょう。
香りは、ほの甘ナッツとミントアルコールが爽やか。お? クラシックで美味しそうです。
口に含んだら、ほの甘とろん。と、次の瞬間に甘味・アルコール感・旨味がズドン! からのさらに旨味ガツン! ひとつ前の「からはし」さんに続いて、こちらもめちゃくちゃ力強い。
含み香は、鼻に抜けるアルコールと、ほんのり若竹ハーブの爽やかさ。そして後味旨じわん。
うん、美味しい。
常温くらいになると、甘味がやさしく立って、甘旨ぼぼんっ。常温良いですね。燗でも美味しそう。
アテは、お酒がクラシックタイプだったから、ホタルイカの刺身を注文しました。イカのとろ甘がお酒の甘味旨味をまろやかに引き立ててくれて、正解!
美味しかったです。やっさん、ありがとうございます。
スペックは、
造り:純米酒
原料米:ひだほまれ
精米歩合:65%
アルコール度数:16.5% ・・・ 高め
日本酒度:+2 ・・・ ちょい辛
酸度:1.3 ・・・ 低め
アミノ酸度:1.2 ・・・ 純米酒にしては低め
製造年月:2022年9月
ジブリで例えると「魔女の宅急便」のクライマックスでちょっとだけ登場するテレビのアナウンサー。正直、ちょい役です。でも、あの緊迫した場面で声を当てるんだからかなり重要な役でもあります。若い爽やかさもありつつ、しっかりした声。
ちなみに声優は、七色の声を持つ男・山寺宏一さん。魔女の宅急便では、パン屋のご主人のフクオさん、コリコの街に着いたばかりのキキを注意する警官の役も兼任しています。今でこそレジェンド声優の山寺さんですが、デビューは1986年。魔女の宅急便の公開は1989年だからまだまだ若手の頃ですね。
満足度:★★★★
魔女の宅急便のアナウンサーの声山ちゃんっぽいなぁって思ってたら三役もやってるのね
— かっと ZX-14R (@Katto_Ninja250) 2020年3月27日
パン屋の亭主?はほぼ台詞ない気がするw pic.twitter.com/GMM5b6qDqy
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