【寒菊 電照菊 純米大吟醸おりがらみ生原酒】
ふんわりと やさしい甘酸 おりがらみ
つい先日、愛山をいただいた寒菊さん。でもその前は約1年前。SNS上ではしょっちゅう見かけるのに、全然会えなかったんですよね。
この電照菊も、去年やたらとSNSで見て、めちゃくちゃ気になってたお酒です。1年越しにようやく会えました。電照菊には赤とオレンジの2種類あるけど、今回の赤はおりがらみの方です。
ちなみに、電照菊とは、菊の栽培方法と、その方法で栽培された菊の総称だそう。品種名じゃないんですね。菊は、日照時間が短くなると花をつけるので、電球で照らして「まだ夏だよ~」と思わせ、開花時期を遅らせるんだそう。
このお酒は、「秋の夜長を、電照菊の光のように眩く照らせる存在になれるように…という想いが込められた1本」なんだそうです。うん、よくわからん。
まあそれはともかく、やっと会えた電照菊さんです。楽しみ♪ さっそく飲んでいきましょう。
香りは、やさしいにごりの甘苦ふわり。
口に含むと、ピリシュワ甘ふわ。フレッシュだけどやさしい甘酸ですね。すっと切れて、かすかな甘旨後味がふわわ。それもいつのまにか消えてます。きれいですねえ。
温度が上がってくると、香りにバナナメロンも立ってきて、甘味も豊かになりました。おおっ!美味しい! 涼冷え(15℃)くらいが好きです。
ひとつ前の le lacさんはエロエロでした。でも電照菊さんは、かわいい爽やか微エロという感じ。どっちもめちゃくちゃ美味しい!
スペックは、
蔵元:寒菊銘醸(千葉県山武市)
造り:純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ
原料米:兵庫県産 山田錦
精米歩合:50%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:-5前後 ・・・ 甘口
酸度:1.5前後 ・・・ 普通
酵母:M310
製造年月:2022年10月
ジブリで例えると「魔女の宅急便」で、雨に濡れて風邪をひいて寝込んだキキがおソノさんに言う「ダメっ」という台詞。ここのキキの声、風邪のしんどさの中に甘さと恥ずかしさが混ざり合ってて、どこか色っぽくて好きなんです。まさにかわいい爽やか微エロ。
満足度:★★★★☆
【アニメのてにをは・魔女の宅急便】
— アニメてにをは@石曽根正勝 (@animeteniwoha) 2022年9月6日
【220】ジブリの定番場面=『ジブリ飯』のシーンですね。
風邪をひいたキキに、オソノさんが作ってあげる『ミルクがゆ』。
クリーム色のなかに影色をうまく使ってアクセント。椀やお皿の造形・配色も見事ですね。 pic.twitter.com/Ke7OcQoID2
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