【髙龗 皚 おりがらみ生】
おとなしい 甘苦ほわんと かわいくて
こないだ飲んだ
この高龗さんは、高千代酒造さんのアル添・高コスパの、2022年に発売した新シリーズです。こちらの皚も朱と同じく、一升瓶で税別2200円。お店から「今度入るよ」って教えてもらってて、めっちゃ楽しみにしていました。しかも口開けで、上澄みとおりがらみの両方を飲み比べできる! 嬉しい!「皚」は、読み方はガイ、または「皚い」で「しろい」。「霜や雪などの白いさま」という意味だそうです。
「高龗」は、「たかおかみ」と読み、「高は山峰を意味し、龗は水をつかさどる蛇体の神のこと」。ニコニコ大百科によると「龗とは、中二病患者御用達の漢字である」だってwww
まあ、僕も中二病が完治してないので、カッコいいことはわかります。でも、なんて打っていいかわからないから不便なんですよね。「而今」とか「獺祭」とかなら普通に変換できるので、「高龗」もそのレベルで有名になってくれれば変換できるようになるのかもしれません。
それでは飲んでいきましょう。まずは上澄みから。
香りは、おだやかバナナ。
口に含むと、するり控えめ薄甘苦。朱はくっきり甘アルだったけど、皚は名前に似合わずおとなしい子ですね。
雪冷え(5℃)くらいだと引っ込み思案だけど、少しあたたまってくると、香りも甘味もほんのり開いてかわいいです。
おりがらみの方も味わっていきましょう。
香りは、米甘バナナと、にごりほの苦ほわん。おっ、ちょっと複雑さが出てます。
味わいにも、甘苦酸がほんのり出てきました。おとなしいのは同じだけど、ちょっと仲良くなれた感じ。甘苦ほわんとかわいくて、含み香もおだやか甘アルふわり。
うん、美味しい。僕の好みはおりがらみの方ですね。
ジブリで例えると「おもひでぽろぽろ」の小学生タエ子。広田くんと初めて会話するシーンの、恥ずかしがり屋さんタエ子ですね。でも、共通点が見つかると、甘味がほわん。
好き度:★★★★
「おもひでぽろぽろ」より。
— 中さん (@Ilovethatsaying) 2022年3月16日
広田くんとタエ子。
「あ、あめの日と!…くもりの日と晴れと、どれが1番好き?」
このシーン可愛いですよね~💕
私も10歳の時こんな可愛い会話したかったなぁ✨
#おもひでぽろぽろ #ジブリ #ghibli #illustration #イラスト #アナログイラスト #子育てママ pic.twitter.com/7X5JiFyVpe
【DATA】
蔵元:髙千代酒造(新潟県南魚沼市)
造り:普通酒 おりがらみ 無濾過 生
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2022年11月
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